2020年12月19日土曜日

名古屋沈めたsitrepとか

えー、正直なところsitrep書くまでもない作戦なんだけともまとまりがつかんみたいなので一応ね。

op.「こんな感じでよかったですか?」

9/27に名古屋を時限ポータルで沈めようという青さんの試みがありました。
が、何故か事前にリークがありまして。

聞いたときに「ホントに?」って思ってましたが、無視してやられてもアレなので、マップを見てたら遠方からのお客さんがFFしてるじゃないですか。
それも確認できただけでFFは3ヶ所ぐらいてやってるみたいで。

さすがにこりゃクロですねってことで色々やりました。
さすがに時限で時間がわかって、ライン割れちゃうと妨害なんて容易なわけでして失敗に終わったわけです。

んじゃ、代わりにやってみましょうかという話になりまして作戦をたてました。
立てたのは京都の多重作戦の直後ね。
事務なんかはこっそり事前に動いてもらってて、11/16に立ち上げ。


さて。
作戦を立てたはいいが
東山動植物園
ブルーボネット
名古屋城
というのはわかっているけどどのポータル使うかわからん。

ざっくりとした線だけ自分で引いて、線引き担当大臣に「うまいこと多重にしてちょ。あとそとから焼けないところも検討してね!」

まぁ各ライン10でなんとかならんかね?
北ラインの千種区のあたりは緑の反転祭りなのでちと厳しそうだけど、そこに市街地戦強そうな人を呼んで厚目にすればなんとかなるでしょ。

と思ったんだけど、線引き担当大臣がハッスルしてしまったようで結構な多重構築に。

・・・これ30では絶対無理よな。余裕もって40集める予定だったけど40でも厳しいよね。

事務担当「西側ライン、反転50か。カットは90ぐらい?」

つかまる「は?」

多重広げたせいでとんでもないプランになっちゃった。


京都の作戦のクローズも色々ありましてバタバタしてたので
つかまる「東ラインは三河チームに任せます!人と鍵は確保するので15分で通るように考えて!」

三河の人「え?まるなげですか!」

つかまる「これは信頼の証!ってことにしといてください」

北側のラインは激戦区なんで外人部隊にお任せして、西ラインは岐阜と尾張のチームに任せた!
あとは全体のプランを立てる。
名古屋城と東山動植物園を下見して、実際にかかる時間をチェックして使うポータルの取捨選択したり、動線チェックしたり。
ラインの仕事をまるなgもとい、任せられるからいろいろスムーズにやることができました。
いつも作戦TGの役職って「忍者」なんだけど、今回は「忍者(シャッチョサン)」でした。
今回は実務というよりは、人集め、チーム分け、ざっくりした流れを決めるっていうのをやる感じです。
実際の会社みたいな流れなのかも?

実際やってみて北がすんなり通ってしまって、外人部隊やべぇなぁと。
他のラインもトラブルなくすんなり通りました。

ちゃんとやればこれぐらいはできますよ!ってことです。

あ、この三角
一部は外から焼けますが、焼けない三角が一枚はあります。
今日のところはごゆっくりお休みください
お疲れさまでした!

2020年12月12日土曜日

薬の回収のお話

ちょっと洒落にならん事故が起きてるので解説を

イトラコナゾール錠 50 「MEEK」という薬がある。
抗真菌薬、カビを殺す薬で主に水虫の治療に使われるのですが、この薬に睡眠薬の成分であるリルマザホンっていう成分が混入。
それも入ってる量が1錠当たりに5mg入ってた模様
普通に使う量が2mg、高齢者でなければ適宜増減項目かあるから不眠がめちゃくちゃ強ければ4mg使うこともあるかもね。
高齢者は上限2mg。

この事故のヤバいところが2つあって

・基本的に朝食直後に飲むことが多い
・爪水虫とかで使う場合、一回4錠、1日2回服用する。

最悪の状況を考えると、睡眠薬の常用量の10倍の量を朝食後に服用してるということになる。

ニュースによると
服用した患者が意識を失うなどの副作用の報告が11日午前0時までに133件にのぼり、中には車を運転中に意識を失って事故が起きたケースも少なくとも14件報告されているということです。

とこと。
飲んだ量考えたら起きて当然ですよねぇ。

回収ロットは全部みたいですが、患者への追跡調査するのは9月末以降ぐらい処方のもの。
流れからすると、副作用報告がやたらあって、メーカーが調査したら・・・あっ!って感じかな?
異物が混入していたはわりとよくあるし、箱を開けたら別の薬だったってのも稀にあるけど見ただけではわからん。
20年以上薬剤師やってるけど、こんなのはじめて聞くやつです。
小林化工ってそれなりに使ったりする会社なので、他メーカーへ取り付け騒ぎになったりしそう。

こういうことがあるので、薬局のクスリの問診の連絡先は面倒がらずにちゃんと書いてほしいものです。
最悪を防ぐことできることもあるからね。

2020年12月3日木曜日

コロナの国内の状況

 久々の更新。

コロナの状況

海外の状況よりもやばいですが国内の状況もあまり楽観視できない感じになってきましたね。


感染者数については増加傾向にあるんだけど、メディアってあんまり有益な数字を出さずインパクトがあるような言い方するので。

もうちょっと役に立つ数字を出したほうがいいんじゃないかなぁと思う。

例えば東京で500人出たって言っても人口密度的なところも考慮したらどうなの?っていう話ね



直近1週間の10万人当たりの感染者数っていうデータがあったのでそれを見てみますか。


大阪府29.1

北海道28.3

沖縄県23.5

東京都23.1

愛知県17.6

兵庫県15.5

神奈川県14.0

静岡県11.5

埼玉県11.4

奈良県11.4


上位がこんな感じ。

東京よりも大阪のほうが上京的にはよろしくない模様。

北海道は前々からよくなかったけどまだ収まっていませんね。

正直なところ北海道は広すぎるので場所によるっていうことなのかもしれませんが。

旭川の病院でのクラスターについてもあったりしますしね。結構あれはシャレにならない状態。

北海道でこれからの季節換気しろっていうのもなかなか、ね?


次に入院患者のベッドの使用率について

兵庫68.3

大阪54.6

北海道46.7

埼玉43.9

愛知43.3

沖縄41.6

東京40.3

静岡39.2

三重36.7

奈良34.5


大体感染者数と一致する感じではあるのですね。

北海道のキャパは大阪よりも多かったりするのだけど、入院人数自体は北海道のほうが多いみたい。

これについては兵庫のキャパがあと3割余裕があるって数字に見えますが100パーセントの稼働なんかしたら

人間のほうが持たないので、これぐらいであっても結構かつかつな状態です。

ほかの患者がいないわけではないですし、コロナ対策でがんの病棟の規模を減らすというよくわからんことをやってるところもあります。

なので大阪の外出自粛もやむを得ないのかもしれませんね。


とはいえ、対策っていうのは2月ぐらいから散々言っていることと同じなんですよね。

ワクチンが回ってくるまではおとなしくしておきましょう。

イギリスでファイザーのワクチンが承認されたけど、日本も早いうちに承認されるんじゃないのかな?

2020年11月15日日曜日

Ops.Triptych sitrep

Ops.トリプティク

今回の作戦はわたくしはプランナーではなくて、人集め、スケジュール管理など何でもやる係としての参加です。
プランナーサイドのsitrepはフォーラムにあがる予定なのでこれはあくまでつかまる視点のものだと思ってちょうだい。

ことの始まりは6/12

プランナー「小浜あたりの事情に詳しい人ってご存じない?」

話を聞くと、京都の北側の青メッシュエリアをぶち抜いて多重CFを作りたい。
そこで小浜あたりのポータルの並びがいいから使いたい、と。

ふむ。

プランナー「プランとかはまだ決まってないけど、意見とかも聞きたいので手伝って欲しい」


なるほどなー。
ちなみにこのタイミングでは天空のさんかくはプランすらできてなかったんですわね。


大まかなライン決定が9月半ばぐらい。
でも開催日程は決まってなくてですね。


つかまる「いつやるんですか?」

プランナー「どうしましょうかね?」

地元の人「あんまり遅いと雪の心配がありますからね」

つかまる「タイムリミットはどのあたり?」

地元の人「11月中旬ってとこですかね?」

つかまる「おけ。11/15で確定にしましょう。日程決めないと人も呼びにくいですからね。10月の中旬ぐらいまでに人を集めるようにします」


で、そこから超絶人集めタイム。
ざっと見積もったところフィールドに180人ぐらい欲しい。
自分が声描けやすい人っていうと東海勢な訳だけど、関西と東海だけでそれだけ集めるのは不可能。
去年の島三角も200人オーバーの動員でしたが、あれとは訳が違う。
範囲が狭いため、現地まで行くというのが必要なわけである。どっちかというとアノマリーに近い。  

ここで今まで積み上げたコネクションをとにかく使って人を集めました。
自分が勧誘した人は全部個別でTGつないて、作戦プラン等説明して、といったすごく地道な作業。
面識あれば自分が一本釣りする場合もあるし、顔役に脈がありそうな人いたら教えて下さいと伝えて、そういうひとが出たら挨拶に向かう。
これを100人ぐらいやったのかな?

「どうやったら作戦がうまく行くんですか?」と質問受けることもあるけど

「人がいないとそもそも作戦はできん。そういう手間を惜しまずやれ!」です。
あとは紅葉がきれいだよとか、蟹がシーズン解禁する頃だよとかさそう材料は必要だったのかも。
京都だから集まったのもあるかもしれんね。


話を戻して
メンバーの勧誘なんですがいろいろあって
・現地参加者は沖縄から青森まで
・オペは北海道もあり。
・オペのメンツが戦争でもやるのか?というようなオールスターな感じに。

それぐらい総力戦でかかはないとやれない作戦でしたわ。


プランについては基本ノータッチ
そもそもこういう緻密なラインの作戦ってすごく苦手なので、渡されたプランをいかに遂行するかっていうのをメインで動きました。
なんでもできるわけじゃないからね、役割分担も大事。

今回のCFはいわゆる39式を7回行い、234重のCFを貼るというもの。
底辺に時限を使わないためタイムリミットあり。構築開始から1時間以内にやらないとダメ。 
さらにプランをたててる最中にバトルビーコンリリース。ビーコン免疫も必要となってたりで。  

リンク手順をなるべく簡略化するためにプラン作成班に「初手にCFが出来ない、かつ引けるだけリンクを引けるようなプランを作って!」とお願いする
14手順必要なところを8手順まで短縮することができましたとさ。

前日のはなし
遠足気分で各地から人が来てました。城崎とか嵐山とかに行ってる人が多かったみたいですが。
外からみてログとかで怪しい点は観測できましたかね?
もし見えなかったのならば、今回の作戦メンバーの練度がそれだけ高いというお話だ。

ただ、作戦室はメシテロの嵐でログが進むのが異様に早い。
地獄絵図で蟹とかしゃぶしゃぶとか寿司とかノムソンとかおしゃれな和菓子とか。
作戦参加できない人からの応援メッセージ紹介してる最中に寿司をねじ込むのはやめなさい!


当日
朝六時に参加できませんという人が!
各オペ召集して穴埋め対処をする。
下見にいったポータルが電波入らない!という連絡が
幸い近くに3キャリア持ちの電波系エージェントがいたため対処して貰う。
・・まぁあんまり楽には行きませんわね。


一方わたしは嵐山のリンカーだったわけだけど、嵐山へ車で行くのは下策。
渋滞のない船で向かうぞ!

船は事故もなく嵐山に到着。
ここからはカフェで全体状況をゆっくりみることに。

カット直前になってカッターが1人失踪?作戦は来週だと思っていた?

一斉カットを遅らせて対応だ!

妨害もなくクリアリングできて構築開始が1330ぐらいから
30分かからず終了しましたね。
所々サーバーエラーありましたがまぁなんとか。
無事終わって何よりです

ちなみに大外のmuは208011でしたとさ!


ということで今回はこんな感じ。
おつかれさまでした!

2020年11月6日金曜日

ヨーロッパのコロナの状況など

 久々にコロナの話。

日本は落ち着いているというか、むしろ「外食しましょう」「お出かけしましょう」ってぐらいのかんじなんですよね。

しかし、ヨーロッパ特にフランス、イギリスがやばいようでロックダウンするというニュースまで出ている。

なのでデータを拾ってみようと思います。


フランスから。

感染者数が爆発的に増えたのは8月後半から。

9月あたまの感染者数が28万、1日の感染者が3000人程度だったのに最近は1日5万人のペースで増えており160万人超えたところ。

死者数を10月ぐらいから追ってみてますが、1日500人ぐらい死んでいるのですねぇ…。

そりゃロックダウンもやむなしでしょうに。

1日5万新規感染者が増えたら医療もパンクするだろうし、そもそも5万っていう数字も観測が確認された数字でしょうから

実際はもっと多いのかもしれませんし。

これって、コロナ発生初期に中国で発生した医療崩壊に似ているのかなと思っています。

万全ならばケアできるけど医療ソースが終わっている状態であるから、持ちこたえることができない状態なのかも。

これはロックダウンしてもしばらくは厳しい状態がつづくと思います。


イギリス

フランスと状況は似ていて9月まではそんなでもなかった。9/1までの感染者が34万弱で1日1000人ちょいぐらい

10月から急に増え始めて、10月後半あたりから1日2万人程度感染者が出ており、死者も300人ぐらい出ている。

首相が「クリスマスまでには元の暮らしが戻ってくる」とかいう死亡フラグみたいなことを言っているんだけども

今ロックダウンしないとクリスマスどころではないってのは間違いないですね。

クリスマスまでには収まるかどうかはわからんけども。


ちなみに感染者数の数字だけ見ると3月とかと比べると5倍ぐらいの数字になっています。

これについては検査体制の問題というものがあるので比較できないけど、死者については3月のピークよりは低い。

が、このままいくと同じぐらいのピークに達しそうな感じはします。


ほかのヨーロッパ諸国も見てみたけど大体おんなじ感じで感染者数は10月ぐらいから右肩上がりな状態。

同様な傾向なのはアメリカ、カナダ。イランあたりも。

感染者はインドも多いんだけど増加傾向というのでは止まっている感じですが。


比較的アジアは安定しているのだけども気を抜くとヨーロッパみたいになりかねないので気を抜かずに行きましょう。

2020年10月26日月曜日

血糖を下げる薬 その2

作戦のsitrepとかと平行してやると遅れちゃうね

糖尿病の薬その2

前回はインスリンを出して下げる系の薬でしたが今回は他の系統の薬をば

ビグアナイド系
血糖値が上がるというの炭水化物がブドウ糖まで分解されて、それが吸収されて起こる現象。
例えばごはんってデンプンなんだけど、これはブドウ糖いくつもくっついてできたものであり、消化酵素で分解できないと吸収できはい。
この薬は分解スピードを下げることで吸収を減らすというもの。
エネルギー効率を下げる、ある意味カロリーカット的な感じで謳われてたこともあったりしたした。
これ自体は血糖値を上げないっていう作用なので低血糖は起きにくいけど、これが聞いてる最中は食事を取っても血糖が上がりにくいので
低血糖が起きるとブドウ糖を摂取しないと改善しないっていうことに。
あくまで補助で使われることが多く、先週挙げたので低血糖になってる場合は注意。

DPP-4阻害薬
これは一言で説明しにくい薬。
インスリンではなく、一個手前のインクレチンっていうホルモンが分解されるのを防ぐ薬。
インクレチンってのはインスリンを出させたり、その反対のグルカゴンの作用を下げたりするホルモン。 
ざっくり言うと担当者ではなく、上司に話を持っていく感じですか。
直接やるよりは働き方はマイルドで低血糖は起きにくい。
比較的新しい薬でできたのは10年ぐらい前。その分お高い。


インスリン抵抗性改善剤
インスリンは出てるけど効果がでないっていう状況を改善する。
大抵は肥満が原因だったりするんですが、医師によって使ったり使わなかったりがわかれるかなぁ?

最初に発売されたノスカールって薬が発売されたあとに肝臓やられて死人が結構出たため発売中止になってまして
それからしばらく空白の時期があってアクトスが発売になったり。



SGLT-2阻害剤
これも酵素阻害剤なのだけど、尿中に糖を出すという作用の薬。
糖尿病ってのは糖が尿に出る病気ではあるんですが、それとは別ルートで糖を出すというもの。
副作用としては尿量が増えるため頻尿になるのと、尿に糖分があると細菌感染が起きやすくなる。
健康診断とかで検尿すると4+で引っ掛かるので飲んでいる旨伝えましょう。


GLP-1作動薬
これは作用的にはDPP-4阻害に近いやつで「血糖が高ければインスリンを出させる薬」ってところ。
投与経路が注射しかないのは難点ですが、食欲下げたり、胃の中の食べ物をゆっくり進ませるという副産物的な作用もあり今では結構使われてたり。
インスリンではないけど注射といったらだいたいこの系統ですかね。
基本一日一回だけど週に一回だけというのもあるので、人によってはそっちのほうかよいのかも?
比較的新しい薬なのでお高いのが難点。


こんなところかな?

2020年10月12日月曜日

血糖を下げる薬 その1

 前にメトホルミンの話を書いたのでちょっと糖尿病の薬について書いてみますかねぇ。


糖尿病の治療っていうのは血糖を下げる、とか上げないとかそんな感じの作用なのですが

効き方によって副作用のでかたも違ったりするのです。


まず直接血糖値を下げる薬

・インスリン

もともと体内にあるものですね。

それが分泌されなくなったり、少なくなったり効きが弱くなったりとかで起こるため

外から補充することでコントロールする薬?なのです。

作用的にはとにかく血糖を下げる薬なので使い方守らないと簡単に低血糖になります。

量を使いすぎたり、食事をとって血糖が上がる前提で量を設定しているのに食べれないとか

そういうことをすると低血糖になります。

体内の場合、血糖が上がった場合インスリンが分泌されるけど、下がったらストップするような機能があります。

が、外から投与されてしまうとそのブレーキ機能とは関係なく下がってしまう。

飲み薬という形ではなく、注射のみで手技も覚えてもらわないと使えないので敷居は高い薬ではありますね。


ほかに手がない場合に使う薬ですね。


・SU剤(スルフォニルウレア剤)

膵臓に働いてインスリンを出させる薬。

インスリンとの違いは中から出すか外から入れるかの違いで、中から出す機能がある状態でないと使えない。

インスリンを出す機能がないと効果がない薬です。


これはインスリンを出す機能をオンにする薬なので効きすぎるとインスリンが出っぱなしなります。

そうなるとインスリンを過剰に注入するのと同じであるのと、体内に入った薬って分解されるまで残る。

インスリン自体は結構すぐに分解されるものなんだけど、インスリンをだす機能をオンにする薬なので

これで低血糖が起きると結構面倒なことになります。薬が切れるまでそういう症状が続くことになるから。


膵臓に無理やり働かせる薬くすりなので、今では医師はあんまり使いたがらない薬ですね。

酷使させたことによって膵臓が完全にいかれることもあるし。



・即効型インスリン分泌促進薬

上記SU剤と基本的にシステムは同じなんだけど、効きが早く切れるのも早いというもの。

血糖が上がるということは基本的に食事をとって吸収することによって起きるものである。

であれば、食事する前に飲んでおいて血糖が上がるタイミングで効果が出るように効けばちょうどいいわけで。

薬が切れなくて低血糖が継続するとかいう副作用は起きにくいんだけども...

食前に飲まないとならんのであらかじめ飲んだけど用事が入ってご飯が食べられないと…っていうのが難点。

とはいえ、SU剤よりは副作用が少なめではあるのでこっちのほうが使われるかな?

もっと新しい薬がどんどん出てるから下火ではあるんだけどもね。


と今回はここまで。

また来週以降に続きは書きますよっと。

2020年10月11日日曜日

sitrep 天空のさんかく9119

ことの始まりはけっこう前でして
去年の8/9
tsukamaru @gifu Japan:
ちょっとやる気がなかったけと、次の作戦を考えたいとおもう
天空のさんかく(仮)

これかな。

7月に島三角やりとげてしばらくはなにもしたくない状態だったんだけど、こんなのできたらいいなーと思ってました。

山を使った作戦で合計高度ってのはわかりやすい目標であり、やるんだったら3000メートル峰縛りってのは山登り人からみたら魅力的。
とはいえ、プランニングするほど元気はなかったのでそのまま塩漬けに。
具体的な線も引いてませんでした。

で、今年の春からコロナとかで色々自粛ムードに
作戦も建てづらいなーとずっと思ってたんだけども。

乗鞍と御嶽山の間がクリア、御嶽の山頂が緑になったので色々考えることに。

乗鞍→御嶽は通るとしてあと一点どうしようか。
三角の形を考えると南アルプスだよなー。
今年富士山使うとうるさそうだし

それで
・南アルプス
・3000メートル越え
・緑フルデプ


この条件でマップをみたら農鳥岳が見つかりまして、そういや登ってた人いたなーとその人に声をかける

つかまる「農鳥岳のキーってある?」

山登りする人「有るけどどうするの?」

つかまる「乗鞍と御嶽と結んで3000メートルオーバー縛りの三角作りたい」

山を登る人「いいね!全部持っていっていいよ!」

そんな感じでキー確保。
これが8月のおわりぐらいかな?
人員の見積もりをたてると青の強い木曽とか伊那とか駒ヶ根通るけどカッター26いればなんとかなる。
余裕をもって30か?

乗鞍、御嶽登る人はまぁなんとかなるだろ。1つは自分が登ればいいし
権現山と高座岩が難所だけど、そういうのが得意な人も捕まえた。
やっぱり作戦を求めてる人が結構多いのだなーと。


そんで。
当初は人員は適正だと思ってたんだけども、ポータルの減衰率が戻り始めたあたりからクロスリンクが減りはじめまして
人員がオーバーキルになってきてしまったんですね。

途中から作戦ルームでお土産情報とか、現地のグルメ情報とかで参加者のモチベを維持するというのがメインの仕事になったりしました。

2週間前ぐらいになったあたりで大分盤面が悪化しまして、当日仕事がないカッターが続出しはじめました。

オペ「このリンクが切れたので○○さんの仕事がなくなりましたね」

つかまる「失業してしまったか。次の雇用先出ることを祈ろう」


オペ「やりました!雇用が生まれました!」

つかまる「やった!クロスリンクだ!」


オペ「あ、緑リンクが切れて雇用が・・・」

つかまる「はぁ?なにやってんだよ!雇用を奪うなよ!」

つかまる「これは俺が駒ヶ根と伊那でログを出して雇用を捻出したほうが・・!」

オペ「それはやめて!」


そんな感じのゆるーい作戦室でしたわ。

そうこうしてたら台風14号がこっち来るって?
勢力も結構強くて、日程的に直撃では??
中央アルプスに「天候はわれらに機会を与えず」ってポータルがあって、そこがクロスリンクにもなってました。
うーん、こういう状況になった先人がいるんだなぁ。

色々あって作戦日はこの日しかなくて予備日はなし。
台風さん、邪魔しないでもらえますか?

と念じたら空気を呼んで南のほうにいってくれました。
てんきとくらす見てたら風速20メートル越えるからやめとけ!という予報だったときもあったけど
風速2メートル絶好の登山日和です!手のひらがくるくる回るなど。


当日はクロスリンクよりも人員配置のほうが多かったから作戦自体は一瞬でおわり。
天候にも恵まれて自分の担当した乗鞍のエコーライン、10時発のバスが4台出るぐらいの人気っぷり。
さすがに昨日は雨で登れなかっなかたからその反動もあるのかもしれんですね。

登山道も人がいっぱいで、30人ぐらい山頂にいたりしました。
山影のレンジインするところギリギリのところで待機してましたけどもね。

で、1300にGo、3分かからずCF完成
段取りきっちりやればこんなもんだよ!

皆さんお疲れさまでした!

2020年10月5日月曜日

学生時代の生物系実習のはなし

動物を使った実験の記事をTwitterに書いたんだけど、大学でやったやつをちょこっと書いてみますかね?
あ、20年ぐらい前の話だから今とは違うかもしれんけども。

まず鎮痛剤の試験。
①マウスを5匹ずつのグループを4つ用意します。

②そのマウスに鎮痛剤を投与します。
グループによって投薬量が違う感じで。投与しない群もあり。

③そのマウスをアルミホイル敷いたホットプレートに乗せる。

④熱がると足を舐める動作をするのでそれで見て鎮痛剤の効果があるかを見る。

⑤実験に使用したマウスは次の実験を使うとデータのブレが発生するかも知れんので以下略


残酷と思うかい?
こういうのをやることで我々は薬を開発することが出来てるんです。

もっとあれなやつも。

ストリキニーネとその拮抗薬についての試験

ストリキニーネってのは神経の伝達を高めるっていうか、ブレーキをぶっ壊す薬で投与すると全身痙攣起こして死にます。
で、ストリキニーネの効果を防ぐ薬を前もって投与するとどうなるか?という試験する。

防ぐ薬の量を調整して効果があるラインを調べるんですが、中途半端にプロテス掛けると苦しんだ結果死ぬので
かなり後味が悪い実験です。
もちろん生き残ったマウスも以下略なんですけども。


もちろん学生がやる実習なので、既に結論がわかってる実験なのですよね。
にもかかわらず毎年行われるわけでして、薬学部ってのも結構グロいことやらんと卒業できないんだぜってお話でした。

人間のエゴでしかないけど「かわいそう」じゃなくて「ありがとう」っていう考え方した方がいいんじゃないかなぁ?

まぁ、ここ見てる人で高校生なんていないと思うけど、もし薬学目指すとなるとこういうこともあるから覚えといてねってことで。

2020年9月30日水曜日

若返りの薬?

三ヶ月ほどお休みをいただいておりましたがそろそろ再開を希望される方も多くなってきましたので、ぼちぼち再開をば。

今回はメトホルミンってお薬について。

なんか噂では若返り効果があるとかどーとか。

https://twitter.com/repezennti9/status/1310786103218040833?s=19

こじつければワンチャンそういう効果もあるのかなぁ?
やっぱ無理だよなぁ?
そんな感じですね。

これはもともと血糖を下げるくすりでして。

Wikipediaより
メトホルミンが肝臓での糖新生を抑制することなどによって糖尿病に効能をもつことは開発当初から知られていたが、その薬理については複数の作用が考えられている。
以上引用おわり。

下げるっていうか、上げないっていうのが正しいかな?。
下げる薬ではないので低血糖のくすりと比べて急激な低血糖の副作用は出にくいです。
今では糖尿病の第一選択薬としても使われる、比較的安全性の高い薬です。

割りとどうでもいい話だけど、この成分は高齢者でも使えるように適応症をいじったメトグルコ系列といじってないグリコラン系列があります。
メトグルコ系列のほうが上位互換だとは思うんですが未だにグリコラン系列も処方されたり、グリコラン系列のジェネリックもあったりする。

低血糖の副作用は出にくいと書きましたがケトアシドーシスっていう結構ヤバいやつがあったりします。

ざっくり説明すると
この薬は糖新生を阻害すると上に書いてあります。
糖新生ってのはなんもないところから出来るわけではなく、材料が必要なわけでして。
メトホルミン使ってると正規ルートで材料が消費できなくて別ルートに流れて処理される。
その生産物があんまり体によくないもので、あんまり大量にできるとやべぇことになる。
その生産物は分解することは可能だけど処理が追い付かないとやべぇよってはなし。

そんな感じなんです。


高血糖ってのは血管によろしくないので、血管年齢の悪化に繋がります。
それの防止→老化を防ぐ奴→老化の治療
これぐらい好意的に解釈しないとメトホルミンを老化の治療薬としては見ること出来ません。

なので、「老化対策にメトホルミン!」みたく書かれるとそこしか見てない人が飛び付いてくるからヤメレ!という話なんです。

確率は低いけどやべぇ副作用もあるから踊らされないように気を付けてね!

ってことで今回はここまで。
また次回!

2020年6月28日日曜日

アトピーの新薬

今週発売の新薬についてちょっと書いてみましょうか
コレクチム軟膏っていうアトピーの薬なんですが、これはこの系統ではずいぶん久しぶりのもの。
アトピーの治療っていうのはステロイドと保湿を使う事が多いんですが、これって大昔からあるもの。
それからあとにプロトピック軟膏0.1%っていう免疫抑制剤を使った塗り薬が発売されました。
たしかわたしが薬剤師になったことに発売になったとかそんな感じ。大体20年ぐらい前の薬。
それ以来の新薬になるんじゃないかな、これは。
専門用語的なはなしをすると「ヤヌスキナーゼ阻害剤」っていうもので、細胞内のシグナル伝達を阻害する薬なのです。
元々は厄介なガンとかリウマチに対する内服薬として使われているものなんですが、今回はじめて外用薬として作られました。
アトピーっていうのは免疫がある意味過剰に働いて起こるものがでして
何らかの理由で神経伝達物質が作られる(サイトカインという)
それが細胞にくっ付いて次の伝達物質を放出する。中には直接炎症や痒みなどを出す物質を放出することがある。
ざっくり書くならば花粉とかが分かりやすいのかな?
花粉が入る→侵入警報でサイトカインAが放出されサイトカインB発生装置に連絡が行く
→サイトカインBが放出し実際の鼻水とか目の痒みがでる装置に連絡がいく
→鼻水発生装置が起動して実際に症状がおこる。
だいたいこんな感じかな?
実際はもっと手順を踏んだりすることもあるんだけども、分かりやすさ重視して今回は2段階でということで。
で、この伝達の流れのうちA→BとかB→発生装置の流れを止めることができれば症状が出ないというもの。
今回の薬はそういうところを止めることによって作用します。
即効性はステロイドと比べると若干落ちるような気もしますが、ステロイドよりは副作用も少ないんじゃないかなぁということで
結構期待されているお薬だったりします。
分子標的薬っていいうカテゴリーに当たる薬なので効果がピンポイントであることが売りなのです。
分子標的薬っていうと薬価がクソ高い印象があるんですけども、これは1g139.7円と結構安価だったりします。
比較対象のプロトピックが99.9円/gなんで、さすがにそれよりは高いですが
分子標的薬の飲み薬って1錠何千円とするので、それを考えたら良心的な値段かなぁと。
皮膚科ってあんまり変わり映えしないので今回のは結構期待してるみたいです。
アトピーで困っている方は一回聞いてみたらよいかも?

2020年6月21日日曜日

オーソライズドジェネリック

今回は予告通りオーソライズドジェネリックのはなしをば
まずその前にジェネリック医薬品というものから説明します。
第一三共エスファのHPより
ジェネリック医薬品(後発医薬品)とは、 厚生労働省の認可を得て製造販売される、
新薬と同じ有効成分を含む医薬品です。
とのこと。
ちょっと加筆すると
薬も特許っていうものがあって、それが切れるまではその成分の薬は作ることができません。
その特許が切れた後なら同様の薬を作ってもいいんだけど、すでにどういう成分が効くか分かっている分
開発費というのは格段に安く済むし、それは当然製造コストにもかかわってくる。
開発段階であーでもない、こーでもないってやることもないし、失敗作で結局発売できなかったと言う事もないですし。
先発品はこういうコストもペイしないとならんから価格設定も高くなるというのもあるかもしれません。
だけども、これって完成化合物を作ってもいいよというものであって、詳しい作り方(製法特許)については教えてもらえません。
料理とかでも材料だけ同じもの使っても一流料理人と素人では全く別物ができる。そういうもんです。
で、前置きが長くなりましたがオーソライズドジェネリックっていうのは製法特許とかそういうのまで完全コピーしたジェネリック品のことを言います。
メリットは先発品と全く同じものができること。
名前以外は全く同じと言っていいのでわたしとしてはオーソライズドジェネリックがあるもので先発を使う理由っていうのは
「気持ちの問題」以上のものはないと思っているんですが、世の中意外と「なんとなく嫌だ」という理由で先発選ぶ方いるので…
全く同じものですっていう宣伝ができると他社に差をつけることができると思います。

じゃあデメリットはあるのか?という話なんですが
作る側の製薬会社は元会社に製造特許を教えてもらうためにお金を積まないとならないこと。
まぁメリットあるのにただで教えてもらえるわけないよねぇ。
利用者側のデメリットとして、これはちょっとこじつけでもあるんですが
「良くも悪くも先発と一緒である」ということですか。
改良の余地があったりしてもそこをいじることができないのがオーソライズドジェネリックのデメリットなのかも。
こんなところです。
ベターだけど必ずしもベストではないかもしれないっていうのがオーソライズドジェネリックというものです。
こんな感じで今回はここまで

2020年6月16日火曜日

一番お高いおくすり

一番高い薬、っていうのはいくらぐらいするのでしょうか?というのは結構話題に上がります。
2014年に画期的ながんの薬であるオプジーボっていう薬が発売され、それが約73万円。
それがやたら使われてしまって財政がやばいことになって薬価改定じゃないタイミングで半額になっており
2018年の薬価改定で17万えんぐらいまで下がりました。2020年の改定ではそんなに動かずでしたが、これは結構高い薬。
とはいえ、これよりも高い薬っていうのはあったりします。
5/20に収載されたゾルゲンスマっていう薬が167077222円というとんでもない金額の薬です。
1億6000万かかる薬なんですが、幸か不幸か投与は1回のみで適応は
脊髄性筋萎縮症(臨床所見は発現していないが、遺伝子検査に より脊髄性筋萎縮症の発症が予測されるものも含む)
ただし、 抗AAV9抗体が陰性の患者に限る
これはどんな病気かというと詳しくはこちらをみてね
https://www.nanbyou.or.jp/entry/135
ぶっちゃけて言うと筋肉や神経の伝達がうまいこといかなくなって95%は2年生きられない遺伝子疾患というものです。
欠損している遺伝子の場所とかの原因は解っているんですが、今までは治療法が無かったんです。
今回ゾルゲンスマという薬ができたおかげで治療することができるようになったというもの。
詳しい理論的な話をするとすごく難解になって、ぶっちゃけ自分でも説明できないのですけども。
ちょっと特殊なウイルスを使って遺伝子を正常な状態に書き換える薬といえばいいのかな?
ガンダムSEEDのコーディネイター的な感じのものといいますか、近未来的な治療というかそんな感じのものですね。
本当に効果があるのか?っていうのが気になると思いますが、メーカーのデータを見ると
治療していない13.6ヶ月の生存率が25%、20ヶ月、24か月の生存率がそれぞれ8%だったのだけど
治療すると24か月の段階では100%生存しているというはなし。
治療例が12例なのでそこまでデータが無いっちゃないんだけども、脱落が無いっていうのは結構すごい話ですね。
もちろんこれを投与したからと言って通常の人と同様な生活ができるかというとそこまでは万能ではないし、データも足りないです。
とりあえず命を取り留めることができる薬ができたっていうのは大きな進歩ですね、ってことだと思います。
値段については高すぎるとは思うんだけど命に値段ってつけるのはなかなか難しいですからねぇ。

2020年6月7日日曜日

今月発売のジェネリックのおはなし

6月はジェネリック医薬品が結構いっぱい発売されます。
とりあえずジェネリックが発売される薬の先発品のリストを
アボルブ(前立腺肥大による排尿障害)
アマージ(片頭痛)
ウリトス/ステーブラ(過活動膀胱)
ピレスパ(肺繊維症)
ザイザル(アレルギ)
ザルティア(前立腺肥大による排尿障害)
ジャドニュ(輸血による鉄過剰)
シュアポスト(糖尿病)
セレコックス(痛み止め)
ゼチーア(コレステロール、中性脂肪)
ベガモックス(抗菌剤の目薬、手術前などに使う)
ベルケイド((多発性骨髄腫)
メマリー(認知症)
レミニール(認知症)

6月に間に合わないけどその後に発売
エディロール(骨粗鬆症、8月)
ビビアント(骨粗鬆症 9月)
ディレグラ(アレルギー、花粉症 9月)
メマリーのドライシロップ(認知症 7月)
ざっとこんなところ。
使用頻度が高い所をあげると、セレコックス、ゼチーア、ザイザルでしょうかね?
頻度は低くてもザルティア、アボルブ、エディロール、ビビアントあたりは慢性的に飲まないとならないし
メマリーやレミニールも一回飲み始めるとずっと続きかねない薬ではあります。
上記の薬が出ているかたで、ジェネリックに抵抗が無い方はジェネリックをお願いしてみてはどうでしょうかね?
ジェネリク医薬品にはオーソライズドジェネリックっていうものがあります。
これは先発品を作っている会社からライセンス契約を行って、先発品と同じ材料作り方でつくるジェネリック品。
実質完全コピーなので、理解がある方ならこっちに変えた方が絶対いいです。
アボルブ
ザイザル
セレコックス
この3点が完コピ品があるものなので、気になる方は薬局に聞いてみましょう。
薬価ベースだと半額以下になると思いますので。

2020年5月31日日曜日

コロナの患者動向

緊急事態宣言も解除され現在復興ロードマップのステップ2に入ってきています。
北九州とかで第二波が来ているようですが、全体的に見れば概ね上手くいっているんじゃないでしょうかね?日本は。
https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/1007942/1007957.html
一応東京のロードマップを張り付けておきます。
ステップ2っていうと通常のお店はOK、娯楽施設がNGって感じでしょうか。このままいくとあと二週間でクリアって感じかなぁと思います。
が、世界を見てみると終息は全然見えてない模様。
どれぐらいやばいかっていうとここのところ毎日10万人世界で患者が増えているという状態。
ちなみに今月末世界患者が600万ぐらい
2月末8万6000
3月月末が80万
4月末が317万
5月末が600万
これについて増加人数で見るか、増加率でみるかでちょっと見解は変わって来るんですが
患者の増加人数とするならば3→4と4→5ではそんなに変わらん。ちょっと増加数は全然止まっていません。
ちなみに日本
2月240
3月1953
4月14088
5月16719(30日まで)
これを見ると4月に感染が爆発的に増えたけど、5月に踏みとどまったっていうのが良く分りますね。
その分経済とか行動とかに規制がかかったというのもあるんでしょうが、やったかいがあったと見れるのでは?と。
話を戻して。
日本とか中国は終息しているのに世界の感染者の増加が止まらないていうとどこかやばい所が?って言う話なんですが。
エリア的には中南米、インド、ロシアあたりの増加率がやばい状態。
アメリカ、カナダの北米はピークは過ぎたものの高いレベルでまだ続いている。最大の患者数、死者数はやっぱりアメリカのまま。
やばかったスペイン、イタリアあたりは終息に向かっている感じ。上手くいけばあと1月ぐらいか?
同時期にやばかったイランがちょっと減ってきたけど、明らかに第二波来ている状態。
叩ききれてない状態でぶり返すとこうなるんのかって思うと趣深い。
地図見てたら中東もヤバイ感じですね。
イギリスはアメリカとかと同様、まだ目途がつかないかなぁ。
ブラジルについてはノーガード宣言しちゃっているから、行きつくとこまでいかないと止まらんよなぁ。
アフリカについてはあんまりデータが無いですが南アフリカとかは南米並みの増加率。
これを見ると海外渡航ってしばらくは無理ではって思えてしまう。
来年オリンピックって言っていますが、日本は大丈夫だけど他の国がダメで開催できても規模が小さくなるんじゃないかなぁなんて。
わたしは海外に行ったりすることは無いんだけど、そういうのが好きな人はつらいでしょうね。
Ingressみたいな国際的なゲームだとイベントもたてれないし、国際連携もなかなか、ねぇ。


2020年5月28日木曜日

資金繰り悪化する医療機関へ

コロナで医療機関もかかり控えとかあったりして、調剤薬局も患者が減っています。
弊社は在宅医療とかもあるので前年比むしろ+だったりするんですが、そんなところは例外ですね。
処方箋調剤っていうのは患者からもらえる分は自己負担額である3割とか1割とかであって、残りの分は後日振り込まれます。
これの支払いの仕組みというのは
月でデータを締める
翌月10日までにデータを支払基金や国保組合に提出する。
1月かけて審査を行い、さらに翌月の20~25ぐらいに振り込まれる形になります。
極端な話をすると5/1に来た患者の医療費が満額払われるのが7/25であったりするのです。
なので2か月分の運転資金が無いと薬局はやっていけなかったりします。
まぁ、医薬品の支払いサイトっていうのはこれを考慮して2か月ってのが一般ではあるのですが
支払いサイトが短ければ納入価格は安くなるし、現金払いするならばさらに安く鳴ったりすることもあるわけです。

はなしを戻して。
コロナがらみで不景気になると運転資金がショートする可能性が出てくることもあるんだけど、厚労省は融資っぽいことをやると言ってきました。
本日ファックスで来たのを概略すると
資金繰りがやばいとことは2019/12~2020/2の三か月の平均金額の80%を6月の支払い分に追加して給付します。
これは5月末集計して、6月請求して本来なら7月入る分の一部であるが前倒しして支払う。
本来の白の振込日に残りは支払われるって感じですね。
トータルの金額は変わらないけど1月資金繰りに猶予が持てるっていうのは結構変わってくるのではないのでしょうかね?
この辺は会社経営とかしていると痛感するんじゃないんでしょうか?
直接融資って言う形ではないんですが、これで助かる企業は結構あるんじゃないかなぁ?

2020年5月18日月曜日

Stay Homeの理由って?

大阪で新規患者0、東京も新規患者が一桁って状態になってきましたね。
こういう原因がある病気っていうのは原因が無い所には発生しないので、蔓延する時は広がるけど原因が無ければ減るいっぽうになります。
日本はそろそろゴールが見えてきてますが、外国はまだまだ。アメリカは下降線ではあるんだけどまだまだ終息にはかかりそう。
ノーガード宣言しているブラジルはここからが結構ヤバイ事になりそうですね。あとロシアも20万人超えてやばいみたい。
病気や治療について書くことがないので今回は今後の流れについて書いていきましょうか

現状、緊急事態宣言が39都道府県が解除されました。
これらの医療機関では徐々に自粛緩和の流れになってきましたが、やってはいけないこととして県をまたぐ移動です。
厳密にはこれが正しい話ではないんだけど、わかりやすい言い方になるとこうなってしまうのかなぁと。
最初に説明したように、コロナっていうのはウイルスがいないと発生しませんし、生体内以外ではウイルスは長生きできません。
感染した人間が他にうつす原因になるわけで、そういうのがいない、いたとしても隔離してうつさない状況にするっていうのが大事なのです。
本人がかかっていなくて、誰にも会わなければうつされることもないという話なんですよね。
ステイホームで家にいろ、人と会うなというわけであるけど、会う人が絶対にシロならば会ってもいいってことなわけで
市中感染が発生している状態だと、自分がシロであるいう根拠が全くない為人に会うなって流れになるわけです。
ルート不明の市中感染が無くなってくると、そのエリアには感染できるウイルスがいないであろうという判断ができるわけで
2週間ほど発生しなければ外から持ち込まれない限り撲滅できるというわけです。
非常事態宣言が解除されている県っていうのはだいたい撲滅できているエリアであるということですね。
理論上の話をすると、患者が出ている都道府県の人が100%外へ出ないとして、2週間患者が出ていない県同士であれば行き来しても
感染するってことはないことになります。
ただ、前者は実際問題不可能なので東京の感染者が他県に行くってことはないとは言えません。
東京の感染者が愛知に来てうつった人発生した。愛知のうつされた人が愛知から出なければ感染は愛知で食い止めることができる。
愛知の人が緊急事態宣言解除されたから発令されているところに行かなきゃ出掛けてもええやろとかだと、歯止めが利かなくなる。
そう言う事なんですよね。
なので、日本全体で14日発生しない+海外への渡航禁止っていう条件があればひと段落っていうところなんでしょう。
世界的な終息って全エリアでそういう状況にならんとならんから、それが出来るまでっていつになるんだよ・・・ってことですわね。
でもまぁ、それ以外に解決策はないから移動は極力避ける感じでやるしかないですね。
中国が終息早かったのはこういう封鎖が日本よりもきちんとできるからしれないね。

2020年5月10日日曜日

コロナ新薬のおはなし

緊急事態宣言が解除されずに継続することになりましたね。
まぁ解除されるなんて思ってなかったのだけどもね。ひとまずは今月末までは同じ状態ですかね。
大阪モデルっていうので徐々に解除されるのかもしれないんですけどね。
https://toyokeizai.net/sp/visual/tko/covid19/
わかりやすいデータ集があったのでちょっと紹介。
都道府県ごとでもデータ出せるので住んでいるところのデータを見てい見るとよいかもしれません。
要入院、患者数ていうのが分かりやすい指標かなぁと思っています。
みるべきところは累計の傾斜とかでしょうか。これがなだらかになっていれば終息に近づいているという事ですからね。

やることって言っても感染を拡大しないように動かないっていうのが最大の攻略法なのでそのままStay Homeですね。

今回はあんまり書くことがないですが、レムデシビルの話をしてみましょうか。
ギリアド・サイエンシズっていう会社が開発中のもともとはエボラ出血熱用の薬ですね。
ギリアドって会社はウイルス関係の薬に強く、C型肝炎のくっそ高い薬を作って売ってたりしているところです。
C型肝炎の薬のソバルディやハーボニーっていう薬は高いけど治療効果が9割超えるとかいう特効薬で
資料を見た時に「マジかよ」ってビビったもんです。
でまぁ、ウイルスの専門の製薬会社が致死率の高いエボラの薬を作っていたんだけど、これがコロナにも効果がありそうなので使ってみようかと言う事になった、という話です。
ギリアドがデータまとめている途中で、治験は失敗に終わったという飛ばし記事をイギリスのフィナンシャルタイムズが出して結構混乱した状態になってました。
それによると死亡率がむしろ上がったみたいな感じであったんですけどもね。
統計学的な話をするとデータの取り方によって結構変わってきたりするのでなかなか難しいんですけどもね。
実際5/7に日本でレムデシビルが承認されたようなので、効能があると判断されたんでしょうが。

現状治療薬としてめどがついているものとして、これとアビガンがあるんですが使うタイミングがちょっと違ったりしまう。
アビガンは可能な限り早い方がよいのです。もうやばいっていう状態になったタイミングでつかってもあんまり効果がないのです。
タミフルとかインフルの薬とかと似たような感じですかね。
で、レムデシビルについては重症になっているのが死なないようにするって感じの薬ですかね。
使うタイミングがちょっと違うというものですかね。
あとはアビガンっていうのはすでに商品としては完成しているものであり、レムデシビルについては未完成だったものを急ごしらえで完成させたもの。
アビガンは使うタイミングが今までなかったのだけど、臨床試験的なもんはすでに終わっているものである。
副作用で催奇形性があったから封印されてたんだけども、使うなら今でしょってことで封印が解かれたくすりです。
実際問題日本でも結構な症例がつかわれている模様です。
一方レムデシビルって効能、副作用っていうのが未知数なところが多く、効果はあるっぽいけど様子見をしながら使うことになりそうですね。
作られたけど封印された薬と開発途中の試作品っていう違いですが、本来ならばこういうのはつかわんに越したことはないんですが
そうはいってられないのでしょうねぇ。
前にTwitterに書いたけど、治療薬があるなしって実際使うかはさておいてプロパガンダとしてはかなり違うでしょうからね。
ただ、出来る事ならばレムデシビルは使わずに済むといいなぁと個人的には思ったり。

2020年4月26日日曜日

パルスオキシメーターありません

今週になってパルスオキシメーターの問い合わせが増えてきています。
ワイドショーで話題になったり、作った人が最近亡くなったからクローズアップされているみたいなんですが
まずどういうものか
・指とかにつけて血中の酸素濃度を測る機械
・肺炎などで呼吸器系にダメージをくるとこの数字がさがり、90切ると結構危険な状態。
・要はやばいかどうかっていうのを数値化する機器で、そういう意味では体温計みたいなものですね。
ワイドショーとかではコロナの徴候をつかむためにパルスオキシメーターの使用が望ましいというのがありました。
これはまぁ正しいお話なんですが、民衆ってそんなに賢くないので「ありませんか?」という問い合わせがかなり来ています。
Amazonはまだあるみたい(4/26 1130現在)ですが、このペースでいったら即座になくなると思いますね。
通販サイトの在庫は今日中もつかどうかっていうところでしょう。
マスクとか消毒薬とかと同じで、ニーズが殺到すると一瞬で枯渇します。
パルスオキシメーターなんてマスクや消毒液より普段の需要があるわけないのでしゅんころです。
そうなると必要な医療現場で足りなくなってたいへんなことになります。
埼玉県が感染してて自宅待機者に貸与するみたいな流れになっているみたいですが、そういうのが全国的に決まればもっと加速するでしょう。
・コロナ怖い
・テレビで測るといいって言ってた
・感染してないけど念のために欲しい
そういう理由で「パルスオキシメーターありませんか?」って言ってくる人が本当に多いです。
本当に必要なところに回らなくなるのでわたしはお断りしています。
日曜だから問屋の状況って調べられないですが、うちでこんな状況なのですでにないのではないかな?
さらにGWとかでメーカーの物流が止まるとなおさら、です。
もし欲しい方いらしたら通販サイトを探してみましょう。
個人的な考えなんですが、感染しているならば測るべきだとは思いますが、わざわざ取り寄せて測らなければならないってもんではないです。
メディア(主にテレビ)でやっていることを真に受けないように。
よろしくお願いします。

2020年4月19日日曜日

市販のロキソニンの違いと選び方とか

あまりコロナのはなしのばかりでもあれなのでちょっと違う話を。
病院にかかるというのがあまり推奨されないので最近ロキソニンとかの1類医薬品を買っていく人が増えているような気がします。
ロキソニンを買うにあたってのワンポイントアドバイスなんかを。
痛み止めなので痛いときに使います。使えば痛みはある程度和らぐんですが、これは症状を抑えるのであって病気の本質をどうこうしているわけではないです。
例えがアレですが、毒を食らってHPが減ったときに回復魔法を使うのに近いでしょうか?
使えば一時的には良くなりますが、時間がたてば状況は悪化します。根本的には解決していないので原因があるならお勧めはしません。
とはいえ、怪我みたく時間がたてば治るものについては痛み止めの時間稼ぎは有効。
また、治療法が無い場合もやむを得ず使うこともありますね。
治す薬じゃないよということだけ頭に入れておいてください。
だから購入制限もする(自分は2つまでとしてる)し、常用する薬ではない。常用したいなら医師からもらって欲しい。

医療用と市販の物との違い
まず、病院で出ている薬はロキソニンですか?ロキソプロフェン「○○」ですか?
後者であり、それと同程度のが欲しいならばロキソニンSを買わなくてもジェネリックので構わないと思います。
だいたい150いぇんぐらい値段が変わってきます。
ロキソニンSは多分値崩れしてないと思うので712いぇん/12回、市販のジェネリック品は550いぇん/12回ぐらいでしょうか。
通販とかだともっと安い所もある模様。
ブランドを気にする場合ロキソニンSシリーズというチョイスになるんですが、種類が三つあります。
ロキソニンS
医療用のものと変わらんやつ
ロキソニンS plus
酸化マグネシウムがちょっと入っている。溶けやすいため早く効いて胃にやさしい(とされている)50いぇんぐらい高い。
つかまる的には気休めでしかねーだろと思ってる。
ロキソニンSプレミアム
プラスにさらに鎮静剤がはいっており効果が高い。お値段も高い。
この鎮静剤っていうのはほかの痛み止め(イブAとかナロンエース)にも入っているもので
痛み止めの種類が違うけどこれが入っていることでロキソニン単品並みに効果があるかも?ってなるもの。
ロキソニンに追加する事でこの系統の中では一番つよいものって形になるのかなーと。

こういう説明をしても「じゃあどれがいいですか?」と聞いてくる人がいるんだけども
これで選べないならジェネリックつかっとけ!。実際は大差ないから!。特にプラスは。
痛み止めだけのスペックを見るならジェネリックもロキソニンSもプラスもかわらんです。
この中だとプレミアムだけちょっと毛色が違います。
値段高くても、副作用があってもいいからとにかく一番効くやつをっていうならば買うと良いでしょう。

使用法
基本は1日2回まで、最低4時間あける。
あける時間は6時間では?という質問を受けることもあるけど開けれるなら開けた方がいいです。
また、病院では1日3回で出てたんだけど?という人もいると思いますが
「医師が決めた期間だけ責任をもって出すという条件で1日3回。自己判断で使える上限は1日2回までよ
 俺は確かにそう説明したから、それ破って使って副作用でたとか言っても知らんぞ?」
こんな感じのニュアンスだと思ってください。

実際のフローとして
ロキソニンください
→使ったことありますか? (はい・いいえ)
ここで「はい」だとどれにしますか?って聞かれるので上記の中からチョイスする。
そうすると用法説明されて販売って形になります。

使ったことない、というと薬剤師から突っ込みがいろいろ入ります。
どういう痛みで使うんですか?とかもっと軽い薬ではダメなんですか?とかそういうやつね。
ウザいと思われるかもしれんですがこれはお仕事なので仕方ないのです。
こういうのは書くべきでは無いでしょうが、面倒を避けるなら使ったことありますと方便を使ってしまえば薬剤師は突っ込んだりしません。
が、薬剤師からしたら前から使っていると患者が言っているからそれを信用した、という免責事項をゲットしたって感じになるので
その手を使うと何かがあったときに文句言えなくなるというのはご理解ください。
種類についてわからんと言われるとそれについて説明をしないとならんので、手間を避けたいならばあらかじめ決めとくとよいかも。
大体そんな感じ。
こういう場合はどうするの?みたいなのがあればTwitterでリプライでもください

2020年4月12日日曜日

医療機関かからずに薬をもらうには

緊急事態宣言もでたり、県独自で宣言だしたりと色々状況は動いてますね。
でも、やるべきことは変わらんので社会的な距離を取るとか予防重点とかそあたりはよろしくお願いします。
死者とか患者が増えるという報道について。
これらは減るわけない数字なので、累計人数というので語るのはナンセンスなんだけど、結構メディアはそういう話をしたがる。
このあたり現状どうなっているのかというのの把握というのが大事だと思います。
さて、今回は病院へ行かずに薬をもらうというお話。
病院っていうのはリスクの塊でもあるし、医療機関側としてもあんまり来てほしくないっていうのが現状だったりします。
それを考慮して今は病院にかからずに処方箋が発行され、薬をもらうということが可能になりつつあります。
どうやったらいいの?という話を今回書いていくとしましょう。
まず前提として
・前から定期的にかかっている病気に対して
・医療機関及び薬局がOKした場合
これがあります。
まずは医療機関と薬局にやれるかどうか電話してみてください。
薬局の場合は一見さんであっても受けざるを得ないことも多いんですけども。
これらがOKであった場合、電話口での診察になると思います。これは医療機関に聞いてみてください。
状況によっては診察という形ではなく「いつもと同じ薬で良いですか?」でおわることもあるんじゃないかな?と思いますけども。
診察が終わると薬局に処方箋のファックスが届きます。
結構これセキュリティがまちまちでして、名大病院は結構手間かけています。
①頭書きをFAXで送る
②それが届きましたか?という電話確認が来る
③電話確認のあとに処方箋のFAXが来る
④届きましたか?という確認の電話が来る。
いきなり送ると間違いというのが発生した時に大問題になるから手間をかけているのでしょうね。
今のところ1日であったり無かったりっていう状態なので対処できていますが、増えてくると薬局も死ぬんじゃねーの?と思ったり。

処方箋が届いたらそれに基づいて調剤します。処方箋の原本は患者に届くか、直接薬局に郵送になると思います。
現状薬局に郵送ってのが圧倒的に多い感じでしょうか?
患者さんは薬が出来たころに薬局に行って薬を受けとって支払いを行う感じ。
薬局というのもリスクファクターであるため、家に届くようにということも可能なんだけど
そうなると代引きって形になるのでやれるところは結構限られてくると思います。
今のところ病院には行かないけど薬局には行くみたいな感じの人ばかりですね。
なので、薬局は暇だからといっても営業時間っていのはそうそう変えられないというのが結構厄介だったり。
と、こんな感じで病院に行かずに薬局で薬をもらえるかもよ。ということでした。

個人開業医は先月に限っていうと大体2割減(愛知県)ぐらいみたい。
うちの薬局はちょっと減った程度で済んでますけど、緊急性が低い診療科だと結構切実では?と思ったり。
医療機関や薬局は自粛っていうわけにもいかんから、閉めるよりもある意味大変な状況になるのでは?と思ったり。
そういうところの補償っていうのも必要になってくるのかな

2020年4月7日火曜日

やることはかわらんよ

緊急事態宣言の発令、ですか。
今回は言いたいことを先に。
「エリア内外問わず、三密を避けて感染防止に努めよ。が、過剰なまでの自粛も避けよ」
以上

発令エリアは7都府県。北海道と愛知は対象外と。
いま流れてるテレビで「愛知は福岡より患者数が多いじゃないか!」って言っているのがありましたが
大事なのは増加率であり、患者数ではないのです。このあたりを取り違えるとなんで?ってはなしになります。
分かりやすい資料をば
https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/data/
県別で増加状態がグラフでみれるサイト。
北海道が分かりやすいかな?
先に緊急事態宣言が出て、そこの傾斜がえぐいことになっていますが、今はそこまで傾斜はやばくないので今回は出ていない。

もいっちょ。
https://twitter.com/tsukamatta/status/1247348653028560896
推移のグラフ。
これを見ると東京がマジでやばいっていうのが良くわかるのでは?
この辺りは人口密度が高いと伸び率が高くなるものなので、三密を避けるっていうのは本当に大事ですね。
ナイトクラブとかbarとか大人のお店とかは割とリスクが高いところなので営業自粛しろというのは筋は通っている話しではあります。
パチ屋もクラスターのもとになるだろと思ったけど、考察した結果環境自体はそこまで悪くないかもしれない。
少なくとも居酒屋とかの方がリスク高いかなぁというの客観的な感想。
まぁ、感情的にはこんなのは不要不急の案件じゃないからさっさと閉めろよっていう意見ではあるのですが。
ラウンドワンが閉まっているのにパチ屋があいてるのはなぜなんだぜ?とは思っています。
自粛に対してそれに対する補償っていうのはついてくるべきなんだけども。
barとか居酒屋とかに対して補償するのは分かるけど、パチ屋閉めるからその分補填してくれって言われるとイラっと来るよねぇ。
これについては冷静に対応した方がいいと思います。理性的には支給されてしかるべきだと思いますから。
さて。
上の方では感染者数の話をしてますが、正直なところこっちはそこまで重要じゃないです。
大事なのは死亡率と死者数のはなし。
感染者数については「日本は検査が足りないから偽装してるも同然」みたいなこと言ってくるひともおるわけでして。
死者数であれば患者数よりもごまかしがしにくいデータでしょうからねぇ。
一番死亡率がやばいところはイタリアで12.5%、イギリスも10%超えている。スペインも10%ギリギリ切るレベル。
検査数が増えると 死者/感染者っていう比率は下がるわけなんだけども。
日本の致死率は2.3%みたいです。検査が足りないとなればこの数字はもうちょい下がるのかなぁと思っています。
私個人の意見ですが、患者数現在4000弱ですがもっといてもおかしくないとは思っています。
ルートが追えない感染が見つかってるっていうことは、見えてるのは氷山の一角であるわけですし。
やることとしては2か月前から変わっていません。手洗いをきちんと行うのと、リスクの高い所を避ける。
これだけはよろしくお願いします。

2020年3月29日日曜日

公衆衛生的なお話

コロナのことを書くにもウイルスについて学術的な話についてはもう書くことがあんまりないので今回は公衆衛生学的なことを書くとしましょう。
コロナに限った話ではないですが、こういう疫病っていうのは原因が無ければ病気にならないし、媒介するものが近くになければ広まらない。
今回の場合は媒介するものが人間であるっていうのが非常に厄介であり、封じ込めのためには人の移動を止める必要がある。
とはいえ、日本の様に国家権力が弱くて人権を求める声が強いとそういうのも難しいのですね。
今週末とかは東京は不要不急な外出はしないように、その周りのと県も東京に行かないように要請がありましたね。
それ以前に海外への出国制限、入国制限っていうのも広がらなくするのに重要だったんですが、これについては失敗してしまいました。
1/23に武漢を封鎖します!というアナウンスを1/20に出したら、そりゃどうなるかわかるでしょうよ。
結果、封鎖前に武漢の人口の1/3ぐらいが外に流出。世界に広がるようになってしまった。
都会は人が多く感染リスクが高いから田舎に戻ろう
→すでに感染していて田舎でも蔓延
これはイタリアで半月前から発生しており大問題になっています。
衛生状態が良くないのもあって
こういう情報があるにもかかわらず、今週末に発熱あるのに実家に帰って帰った先でコロナと判明ということを日本で発生。
パッと見今のところ1件しか上がってないのでまだ良かった、のかもしれませんね。
これについてはもっとはっきり、多少過激な表現を使ってでも行った方が良いかもません。
「出所がわからん感染者が近くにいるエリアはすでに自分が感染している可能性があるっていう前提で行動せよ」
こういうことなんだけども、世の中自分は感染していないだろうっていう前提で動いてしまうっていうのは仕方ないのかなぁ?
東京っていのが今この段階でして、閉鎖直前っていう状況です。
もうちょっと経路不明の患者が増えるようなら封鎖される可能性もありだと思います。できるかはさておき、ね。
日本では命令っていうのは出来ず、自粛要請っていうところまでなので強制力のあるようなアクションが起こせません。
どうやってやるかは分からんのですけども。
なんにせよ個人でやる対策は変わらないです。
手洗いをする、体調管理をきちんと行う。休む時に休む。
買占めなども行わず必要な分だけ買う。
休む時に休むというのが日本だと非常に難しいのですが、休業や売り上げに対に対する政府が補償するような制度が上がるといいんですけどねぇ。

2020年3月22日日曜日

日本以外のコロナ情勢

MD小牧お疲れさまでした。
ミッションというよりも遠方から来た人の相手をするというMDでしたけども楽しんでいただけたなら幸い。
今度こっちが遊びに行く時は構ってくれると嬉しいです。
さて
コロナについて書いてもいいんだけど国内的にはそろそろやることがなくなるかなぁと。
誰かが言ってたけどコロナに日本人は飽きてきた感があるので、ガードがぼちぼち甘くなってきそうな予感です。
4月から新生活が始まるわけでそういうと不要不急でないイベントってのが発生して拡大っていうのはありそうですし。
学校とかもいつまでも閉鎖するわけにもいかんですしね。
日本は思いのほかうまい事やれてるんですが、諸外国がやばいことになっています。
ちょっと前にTwitterで紹介しましたが患者数とかが分かりやすいサイトを
https://vdata.nikkei.com/newsgraphics/coronavirus-world-map/
3/22の段階で中国の感染者が81054二位がイタリア53578
このままいくと中国を抜くんじゃないかな?
ちなみに死者は中国3261でイタリアが4825。ここ二日ぐらいで中国を超えてます。
患者数は中国の方が多いんだけど人口をかんがえたらマジでやばいです
人口がイタリア6000万。たぶん来週には60000人は超えるでしょうから0.1%が感染者ってな状況になるのではないでしょうか?
あと致死率が異様に高いのも気になりますね。10%近い。
強毒化してるってことではなさそうだけども
たまたまイタリアに詳しい人と金曜一緒に飲む機会がありまして「イタリアの状況考えたらこうなるのは時間の問題だった」とのこと。
生活習慣が伝染病と相性が悪すぎるのがいけないようですね
・日本人みたくお風呂に入らない
・あいさつでハグとかキスとかをする。濃厚接触の温床になりかねない。
・うがい手洗いの習慣がなく衛生状態が良くない
・医療機関の不足及び経済的な事情によってかかれない人も多い
・観光地も多く、人の往来が多く広がりやすい
これに加えて中国と違って政府が弱いというのもデメリット。
強権的な行動にも出にくいでは難しいと思いますね。
日本は政府が弱いけど衛生状態がいいから広がっていないっていうのはあると思います。
ヨーロッパは続いてスペイン、ドイツ、フランスという順に深刻度が続いています。
ドイツは自分の国で手一杯で援助できないみたいなはなしを聞きますがどうなんだろうか。

アメリカは患者が約20000、死者が200人。
ヨーロッパよりはましですが強さをアピールしないとならん国なので情勢としてはあんまりよくない様子。ビザを停止したみたいですし、日本もアメリカへの渡航を自粛要請したみたい
折角だから海外安全ホームページの情報なども
日本が「レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)」出しているところはなし
「レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」これが中国の武漢周辺、イタリア北部、スペインの一部。イランの一部
これだけ見てもイタリア、スペインやばそうってわかるのではないでしょうか?
「レベル2:不要不急の渡航は止めてください。」
これはヨーロッパ全土、アメリカ、中国、韓国、イラン、エジプト
コンゴあたりも出てるけどこれは別件。
ヨーロッパが踏ん張れるかってのが気になる所。特にイタリア。このままいくと国が崩壊しかねないですぞ。
今後の展開としてイタリアより医療基盤が貧弱な南米アフリカエリアでの蔓延がおきるかどうかってところ。
東南アジアもやばいとは思うんですよね。フィリピンとかバングラデシュとかも人口密度高いですし。
日本ではやることは2か月前から変わらんので油断せずに行きましょう。

2020年3月9日月曜日

コロナ蔓延中の電話診断等の対応

コロナにおける電話診療など
前にTwitterにも書いたのですが、コロナウイルスが普遍的にある感染症になった場合、病院にいくとむしろ感染リスクが上がります。
そうなると慢性患者が病院に通うというのはいらん病気を拾う可能性があるということになり、推奨できないってことになります。
定期的にかかっている慢性疾患だとそれ自体がリスク因子になりますからね。
で、お役所はこんなことを言ってます
https://www.ajha.or.jp/topics/admininfo/pdf/2020/200228_7.pdf

ざっくりまとめると
・ずっとかかっているかかりつけ医であれば電話とかによる診療で薬を出す。
・院外処方せんの場合、病院から薬局にファックスなりメールなりで送る
・薬局も感染リスクが高いところなので、薬局からも患者が来局しなくてもできるような対応が望ましい。

こんな感じ。
PCRが解禁になれば病院に感染してるかもしれんという人があつまり、二次感染のリスクが高まる。
集団感染こわいから学校を閉鎖しているというに、リスクが高い人をわざわざ病院に来てもらうというのはおばかさんのやる事。
なのでなるたけ病院に来ずに薬をもらうようなシステムを作りたいというものですね。
もちろん薬局も同様なんだけども、これは薬局でどうするか検討しているところもある様子。
弊社の場合は代引き宅配って形になるんじゃないかなぁと思っていますが、実際問題門前とかから患者が薬局きているので
そういう事例までは発展していません
電話診療とかやっている病院もあんまりなんじゃないかなぁ?と思っています。
さておき。
愛知県で由々しき案件が発生しています。
デイサービス施設で集団感染が発生、10人以上まとめて増えたりします。
そういう施設っていうのは免疫力弱いお年寄りが集団でいるところで、一つの部屋に10人以上がいたりするところなので
一回発生するとまとめて発生する事も良くある話。コロナでなくてもインフルで死人が何人か出たとか疥癬とかが全員にうつったとか
そういうのが結構多かったりします。
河村市長は一旦デイケア施設をしばらく封鎖するということをいってますが、これはこれで問題発生しています。
受け皿どうする問題っていうやつね。学校と同じやつ。
子供は勝手に遊ぶけど、お年寄りは介護がないと厳しいですし。
閉鎖していない老人ホームは面会は予約制、マスク消毒してから入ることとか、スタッフ以外入室禁止。出入り業者も入ってはいけないとか
そういうところもあります。
面会できない施設っていうのは生きているのか死んでるのかわからんレベルじゃないかと思うんだけども。。
絶対に安全な空間っていうのが作れるならば多少無茶してもつくる、そうでなければ人を集めないって感じの対応でしょうか。
しばらくは移動制限、施設閉鎖とかうるさい状況がつづくと思いますので冷静な判断をお願いします。

2020年3月6日金曜日

アビガンまとめ

まったく更新がないのもあれなのでTwitterにあげたアビガンのまとめ及び加筆をば
まずはTwitterに挙げた分の再掲。
2/24に書いたものであるのでそのあたりご容赦を。状況的にいまだと
アビガンっていうのはもともとインフルの薬なんですよ。
10年ぐらい前に鳥インフルエンザが流行してました。
で、この鳥インフルって毒性がクッソ強くてかかるマジで死ぬ。
幸い人間に対しては親和性がそこまで高くなくて人間に対して流行はそんなでもなかったのです。
でもウイルスって変異するものであるため、これが人間に親和性があるような状態になったら人類が滅びかねない。
この鳥インフルの致死率って30%とか50%とかもっと高いとかでたらめに高くて、今騒いでるコロナウイルスなんてかわいいものなんです。
そこで人類は英知を結集してアビガンっていう薬を開発した。
人間に親和性もった強毒インフルが発生しても生き残れるように。
開発はできて、効果もあることが証明された。
もっというとインフルだけでなくエボラに投与されて効果があったとかいうデータもある。ウイルス絶対許さないマンみたいな薬だ
で、薬としてはあるのだが現状副作用があるので使用はできないっていう状態になっている。
問題となっているのは催奇形性。
奇形が起きるっていうのもあるけど、そもそも胎児が死ぬっていうこともある模様。
無事な場合もあるんだけど催奇形性があるとなかなか承認はおりない。サリドマイドのはなしもあるからね
日本では2014年に承認されたんだけど、新型インフルエンザが流行し他の薬が効かないと国が判断した場合に、厚生労働大臣の要請を受けて製造を開始するという特殊な承認。
やばい薬だからレシピだけ残して封印しておく、って感じだと思ってもらえるとわかりやすいかな?
現状。封印された薬があり、おそらく特効薬になりうる。
出し惜しみしてる状況ではないっていうことで投与を開始し始めたって感じだと思う。
ざっくり書くとウイルスっていうのを許さないマンなのでコロナだろうがインフルだろうがエボラだろうが効果がある。おそらく今回のにも効くと思います。
正直なところ、これを引っ張り出す必要があったか?っていうと意見が分かれるとは思うのです。
わたしはそこまでの状況ではないとは思うんですけども、いろいろこういうのって思惑があったりするもんだと思うんです。
例えば
「ここで使わなかったらいつ使うんだよ?」っていうのももっともな意見だと思うし
「治療薬がなくてパニックになる」っていうのの抑止力としての効果っていうのもあるのかもしれない。
治療には積極的には使われないかもだけど政情安定させるための策とみるならばありなのかな?と思ったり
と、ここまでがTwitterに挙げた分。

実際問題、今回の治療にアビガン使ってるのか?っていうと情報があんまりおりてこないんですよね。
そもそも患者が日本に300人しか症例がいなくて、その中でこういうリスクの高い薬を使わざるを得ない状況っていうのがそんなにないですからね。
薬があるからといってだれにでも使っていいってもんじゃないからね。
私個人的な意見としては、まだこんなものを使わなくてもいい状況っていうところ。
でも、いざといときにデータがないと困るから希望があれば使ってデータ収集してもって感じですかね。

2020年2月24日月曜日

コロナ現状、対策など

花粉関連の薬について書こうかと思ったけど結構状況が変わって来ましたね。
前にも書きましたが、中国から来た人がかかるとかそれに接触した人が感染するっていうのはまだ制御された状況なんだけども
感染ルートが分からん状態なのがちらほら出てくるようになりました。
先週まではぎりぎりこじつけながら追える状態だったけどもう追えないレベルの状態になってしました。
小学生がかかったり、学校の教員がかかったりという状態で名古屋高速の料金受領する人に感染者が見つかって
濃厚接触者を一旦隔離するため人員が足りないようになりインターを閉鎖することになるなど。
状況として
⓪感染者なし
①外から来た人が感染者としてみつかる
②その人に接触したと思われる人が感染する
③よくわからん感染者がでる
④よくわからん感染者で出た結果生活に支障が出始める←イマココ

②まではコントロールできるんだけど③以降はそこら中にいる状態が否定できないので、自己管理、自己防衛が大事になってきます。
ウイルスっていうのは人間に寄生しないと生きていけないので、人間が拒否しまくればそのうち終息するのです。
やることとしては1に手洗い、2にうがい(水でやること。イソジンなどはお勧めしない)必要によってはマスクをする。
これは変わらないです。
イソジンでうがいしないっていう理由は、常在菌を殺してしまうとかえってウイルスの侵入を許してしまうことがあるからの意。
牽制しないとならない相手がいる状態だとなかなか動きづらいけど、周りになにもいないと好き放題できると言えばわかりやすかしら?

理論的な話はだいたい説明しましたがおさらい。
・感染力はインフル並み。防護についてはインフルと同様で構わない。逆にインフルかかるような状況だと感染しうる。
・致死率は2%程度。高齢者や基礎疾患ある人混みの数値。リスクが高い人はもっとやばいとみるべきだし、そうでない人はもっと低くなる
・なので院内感染とか老人ホームとかで集団感染とかあったりすると一気に死人が加速する可能性がある。和歌山の件は結構やばかった。
・治療法はいまのところは確立されてない(ないとは言っていない)
・抗HIV薬と抗インフル薬を組み合させると効果があるっぽい?(安全性はわからんため日本だとやれるか難しいかも)
・中国では感染して治った人の血清を投与を開始した模様。他の感染症だと有効だったりするので多分効くだろうというやつ。エビデンスはこれから。
・日本でも市中感染が見つかるような状況であり、原則対症療法しかないのでかからないっていうのが大事。
・一般人からしたら不明な点が多いため、HIVやハンセン病みたいな不当な差別が見られるっていうか、有識者団体がやってるとかクソかよ。
・検査としてはPCR(ざっくり書くと細菌培養に近い)で行う。陽性はアウトとして判断されるけど、陰性だからセーフとは限らない。
・潜伏期間は結構意見が分かれるが大体2週間前後とみていい。
・やばい所にに行って2週間隔離して発症して無ければ大体大丈夫って話なんだけど、市中感染が発生しているとなるとそういうのもあんまり意味ないかも
・こういう情報が錯綜している状態なせいか、マスク、アルコールが品薄で不当な値段で売ろうとしている人多い。増産しているからこういうのは手を出さないこと
・なんかしらんが通販のスピリタスの値段がおかしなことになってるんだけどギャグで言ってるのか?

こんなところでしょうか。
一番言いたいのは差別とかそういうのはいかんよっていうところ。
拡大を防ぐために頑張っている人に対して後ろから撃つのはマジでやめろと思います。
お前は家族や職場の人間、周りの人がインフルにかかったら同じことやるのか?って言いたい。
あとは自己判断する指針がでたというのは前進かなぁとは思います。
「風邪の症状や37.5以上の発熱が4日以上」
持病があるようなハイリスク群だと2日ということの様子。
もし該当したら直接病院にいくのではなくまずは自治体の保健所などに連絡してどうすればいいか指示を仰いでください。
ひとまずこんなところ。
油断せずに行きましょ

2020年2月16日日曜日

コロナウイルス&花粉の状況

結構この1週間で状況が変わってきましたね。
国内で死者が1名でたのと院内感染と思われる症例、二次感染三次感染っぽい症例がちらほらみられるようになってきた。
死者については年配の女性。インフルでもかかれば死ぬことがある年齢でもあるので、ちょっと言葉は悪いがあんまり騒ぐ話ではないかもしれない。
院内感染っていう方が個人的には深刻だと思っています。
入院している人たちっていうのは今回なくなられた方より状況が悪い人っていっぱいいますから、そういう人が拾ったりするとバタバタ行きます。
初動の時に致死率15パーセントとかいうデマが出たと思いますが、それぐらいのレベルでお亡くなりになるんじゃないかなぁと思ますよ。
マスク流通について。
まだ品薄なんですが国策としてマスクを増産していっているようです。現在医療関係者優先で配布する流れ、一般へは1週間ぐらいかかるような感じです。
なので不当な値段で売っているマスクについては買わなくていいです。そもそも、マスクよいりうがい手洗いの方が大事ですから、そっちの方を優先してください。
今週出た感染ルートっていうのは結構もやっとしているルートが多いみたいです。
武漢から来たツアー客をバスで連れて行ったらかかったッというのは明らかなルートがあるんだけど、そういうのがこじつけないと出てこないレベルのものがちらほら。
前にも書きましたが、出所がわからんけど感染しているっていう状況って結構危険です。そこら中にいるかもしれないっていう状態なので結構警戒レベルが高くなるかなと。
5月ぐらいまではこういう状態続くんじゃないかなあと思っています。

と、概況を書いてみたわけどやることは全く変わらんから「正しく怖がる&予防しっかり」というのをそのまま続けて下さい。

書くことないので花粉症についてちょっと書いてみますか。
今年は例年よりも若干早めの始まった感じなんだども量は結構少なめ。去年の3割ぐらいっていうところも結構ある感じ。
花粉症だけどマスクがないけどどうすれば!っていう人にしてはちょっとほっとするはなしなのかも
あ、花粉症の薬は予防用と今の症状を抑える薬に分かれるんだけど、アレグラ(フェキソフェナジン)は予防用なので早めに使っておくとよいですよ。
コロナウイルスの絡みの進展が無ければ来週は花粉症の薬について書くとします

2020年2月10日月曜日

コロちゃん その4

コロナウイルス、どんどん患者が増えてますねぇ。
2/10現在、ざっくりした患者が4万人、死者が900人っていったところですね。死亡率として2.2%。
麻雀で配牌で1枚の字牌切ったら次のツモでつもる程度の確率っていうと結構高いように見えますね。
ただし、状況として湖北省の状況が異常に悪くて湖北省とそれ以外とは分けて考えた方がいいかもしれませんね。
情報操作って言われるかもしれないけど、日本で死亡率2.2%っていうのは絶対にありえない数字ではありますからね。
治療薬はないですが万全な医療体制でサポートすれば致死率は0.18%ぐらいにおちつく模様です。
インフルの2倍程度の危険度っていうことです。インフルで慌てふためく人ならばビビるのもわかるんだけども
インフルでふーんってなっている人ならば過剰におびえる必要もなかったりします。
正しく怖がるのが大事ね。毎週言ってますが
ちなみに湖北省だと2.8%の致死率、武漢に限ると4.1%なんですって。
さすがに有意差をもって高いですね。やっぱり医療体制が崩壊しつつあるとこうなってしまうのかもしれません。

さておき。
今週末に「エアロゾル感染」っていうのが話題に上がっています。
大事な点としては「これは空気感染ではなく、感染予防としては従来の飛沫感染と大差ない」っていうことです。
一応解説すると
飛沫感染と空気感染の真ん中ぐらいのもので、感染源の粒子径がどれぐらいかっていうはなしなのです。
飛沫よりは飛ぶけど空気感染よりも無節操にばらまくわけではない。
インフルもこのエアロゾル感染は起こりうるのでインフルの感染対策と同じで問題ないという話ですね。
閉鎖空間だと結構飛び回る可能性はあるのでバスだと感染するっていうのはあるのかもしれんですね。
飛沫よりは粒子径が小さいので完璧に感染防御するにはN95マスクっていう高性能マスクが必要ことになります。
よっぽどリスクが高いエリアであればそういうマスクが必要です。患者がうようよいる病院の医療関係者は使うべきです。
病院以外だと日本だと例のクルーズ船でしょうか。換気できないエリアって結構やばいのかもしれませんね。
リスクとしては接触や飛沫の方が高いのでエアロゾルガーって騒ぐのは個人的にはどうなのよと思わなかくもなかったり。
飛沫を完璧に防いでいる人が騒ぐのはいいけど、そうでもないのに騒ぐのは・・・ねぜ?
患者は増えてますが日本における状況ってこの1週間ではあんまり変わってないかなぁと思っています。
横浜とかでは病院の備品の消毒が無くなるとかいうことがあるみたいですけども。
そういうのはマジでいけませんよ。

2020年2月2日日曜日

コロナウイルス肺炎 その3

コロナウイルス。終息どころかどんどん拡大しておりますわね。まぁこれはやむなしってところなのでしょうけどもね。
情報がいろいろ錯綜していてデマもかなり流れてますね。
カナダの研究施設から強奪したコロナウイルスを生物兵器としてばらまいた。犯人はワクチンをすでに持っている。とかどーとかいうのは。
Twitterにも書いたんだけど「正しく怖がるのが大事」。これに尽きるんですよ。
うがい、手洗い、マスクやか基本的な体調管理みたいに基礎的なのをしっかり行ってください。

現状2/2現在の状況をば.
患者13700人  死者304人とのこと。死亡率は2.2%。先週は3%ぐらいみたいなこと言ってたからちょっと下がってきた・・・というか
これについては統計のマジックではあるんですけども
どういう人が病気にかかるかっていのを考えたら弱い人と強い人が同じ条件でいたらそりゃ弱い人がかかるし、弱い人から先に死ぬ。
弱い人がお亡くなりになるとそこからは死者は感染者のわりには伸び無くなると言う話です。
患者がどんどん増えてきているように見えているんですが、これは「見える」患者が増えているっていう感じだと思いますね。
そもそも診断がおりないと患者としてはカウントされないわけで、実際かかっている患者はもっと多いと思ます。
感染せんしていても症状が無いというのはチャーター機の日本人にもいたわけで、症状が無ければ医者にはかからんでしょうし。
その状態でもうつるっぽいのが厄介なんですよね。広がる要因の一つがこれだったりします。
広がらなくても患者数は伸びるでしょうし、広がる要因はなかなか除去できないのでまだまだ増えると思います。
日本の状況
感染者は14人。武漢に行ったことが無い感染者がいたものの、武漢のツアー客をばすの運転手とガイド。
大事なのは感染ルートが全く分からないっていうのがないのは、まだなんとかなっていると思います。
中国が封鎖前にきた観光客からうつっているっていうことを考慮すると不安が残る所ではあるけども、潜伏期間がすぎれば
日本での患者数はほとんど増えないっていう感じになるのでは?
ただし、封鎖っていうのが信頼できるという前提なんですが。
武漢からチャーター便3つで邦人が帰ってきました。
これについていろいろな意見があると思います。
感染症ってのは隔離が原則なのになんで日本に持ってきたのか?っていう人もいます。
とはいえ、帰るの禁止とか言ったら人権ガーとかそういうこと言ってくる人もいるのでやってもやらなくてももめる案件だと思っています。
このまま武漢に置いててもまともに医療が受けられる状態ではないでしょうからね
外国人と自国民の患者がいたとしてどっち優先で診てもらえる? 現場では差別なく診るかもしれんけど、世論はどうでしょうね?
キャパ足りなければなおさら、ね。
日本できちんと管理できればよいのではないのでしょうか。
問題点
メディアの報道
デマとかは不安を煽るようなのはテレビを聞いているかぎりあんまりない感じ。
ミ〇ネ屋とか聞いててもけっこうまともなこと言っているじゃんっていう感想でした。
が、チャーター機で帰ってきた人の顔出しして記者会見とか、病院に張り付いて「現場から報道」みたいなのは本気で良くない。
ネットのデマ情報
デマはこっちの方が多い。
テレビは間違っていてネットの方が正しいことが書いてあるとかいう人とかいるし。
後は「劇場のイドラ」に引っ張られる人ってのが結構いるんだんなぁと思ったり。
権威とかそういうのをひとまず置いといてフラットな状態でみるのが大事ですね。
生物兵器というようなデマが結構流れてますけど、やるんだったらこんなまだるっこしい強さのものでやるのはねーよ!
ジュラル星人かよ!と思う。
消毒にアルコールは無効とかそいうデマっていうのも多い。不安を煽るものが結構あるので判断するのはよく考えてから。脊髄反射でやばい!っていうのはやめよう。
チャーター機で帰ってきた人の検査拒否
ないわー、と思う。
法律がないから取り締まれないっていうのはあるんあけども、メディアとかSNSから私刑ってのはあると思うのですよね。
あとから受けさせて下さいっていうことになっているわけなんだけどもね。
マスクない問題
マスクがいちばん必要なもんってものではない。
伝染っていう点では手洗いの方が大事。意外かもしれんけどね。
これが伝播した結果消毒液が売り切れたりするのかなぁ?
ひとまずこんなところで。

2020年1月26日日曜日

コロナウイルス肺炎続報

コロナウイルス肺炎のまとめ。
しばらくは目が離せないので書いておきましょう。
Twitterにある程度書いておいたら結構RTとかされてましたねぇ。
それをちょっと再掲

今の段階で分かっていること。
・毒性はSARSよりは低い
・感染力はインフル並みだけど若干インフルよりは症状重いかも?
・主要発生エリアが武漢っていう超大都市だから患者も増える。
・移動制限することで発生エリアを封じ込める作業を行っている→わりとえげつない方法でやってる
・治療法は対症療法のみ
・感染ルートは飛沫感染っぽい。空気感染ではなさそう。
・今までは動物から人の感染と思われていたが人から人でも起こるようだ。
・なのでマスクやうがい手洗いなどの基本的な風邪予防が有効。
・中国人は日本に来るな!っていうのは分からんでもないがちょっと的外れだよ

治療法はないっていうけど、一応既存の薬で効かないもんかと実験はやってるみたいでウイルスってことでHIVの薬が効果あるのかも?
ってはなし。
ただし、コストとか臨床試験とかあるし変異の問題もあるので薬としては実際使えないんじゃないかなぁと思っています。
封鎖のはなし、調べてみると結構えぐいことやっていますね。
本当かどうか知らないけど高速聾路に車を置いて封鎖、下道は土砂で封鎖。本気で出れないのでは?って思うけど物流ってどうなんだろうね?
もちろん封鎖するっていうのは疫病の蔓延防ぐには必要なんだけども
でもまぁ、封鎖されるっていう情報が流れたらそりゃ脱出する人もでてくるでしょうね。
もちろんいつ封鎖するなんて公表されないんでしょうが、プラン建ててからこういうのはやるわけで、プランリークすれば情報を買ってくれるでしょうから
漏れないなんてことは絶対ないと思います。
漏れればどうなるか、なんてことはね

また中国の旅行組合が海外へのツアーを取りやめっていう話を出しているみたいですね。
もちろん個人渡航は可能なんだけども、これが意味がないかといったらそうでもない。
中国からの観光客ってソロで動いているっていうことはあんまりないでしょうから、渡航の半分ぐらいは減るんじゃないかなぁと思っています。
感染率がそこまで高くない、渡航制限、検疫での水際で止める、それが抜けたところで適切な対処っていうのまでできればそこまで大事にはならんかな?
と思っています。あくまで、日本はですけど。中国は陸続きだから終息に時間がかかりそう。
そういう意味では日本は島国であるから守られてるっていうのはあるかもしれんね。
とはいえ、日本だったら中国がやっている封鎖っていうのは難しいよなぁ。
基本的人権ガーとかそういう人絶対るもん。
そんなこんなでまた状況がかわったら記事にしたいと思います。

2020年1月19日日曜日

新型コロナウイルス感染症

中国で新型コロナウイルスによる肺炎患者が増えているようですね。
今週はこれについてちょっと書いてみましょう

今のところ2人死亡、8人が重症で60人ぐらい患者がいるとの事なんだけども、空気感染するのでなかなか難しいもんですね。
感染している人数自体は1700人ぐらいいると思われるとのこと。
あくまで公式筋の発表だから実際はもっといるのでしょうねぇ。
日本にも患者が一人見つかっておりまして、情報が出ています。
厚労省のHPより引用
(1)年代: 30代
(2)性別: 男性
(3)居住都道府県: 神奈川県
(4)症状: 1月3日から発熱あり。
1月6日に中華人民共和国湖北省武漢市から帰国。同日、医療機関を受診。
1月10日から入院。
1月15日に症状が軽快し、退院。
(5)滞在国: 中華人民共和国(湖北省武漢市)
(6)滞在国での行動歴: 本人からの報告によれば、武漢市の海鮮市場(華南海鮮城)には立ち寄っていない。
中国において、詳細不明の肺炎患者と濃厚接触の可能性がある。
これについてはもう治療も治まっている感じですね。
症状軽ければ風邪やインフルあたりと変わらんからそのあたりわからんでしょうけどもね。
これが騒がれている理由ってのが2002年から2003年に流行したSARSと同系統のウイルスであるため。
当時の記録をしらべてみると、香港を中心に8,096人が感染し、37ヶ国で774人が死亡したとされているとのこと。
10%程度の致命率って今の時代での感染症としては相当高いと思います。
感染症っていうのは病原物質があってそれに接触する事で感染するわけです。
なので感染患者を隔離して、これ以上感染が広がらないように封じ込め策を行うんですけども
これって空気感染するため封じ込めが難しいっていうのもありますし、中国ってい人大杉だし、日本ほど封じ込めが簡単にはいかないのでは?と
おもっています。
武漢って調べてみたら1000万人以上住んでるんだねぇ。東京ぐらい人が住んでるのね。
東京で感染者が60人いたとかだと大パニックになってたりするんじゃねーの?と思ったりもするんだけども、今のところは対岸の火事って感じですね。
ニュースで出てきたらちょっと耳を傾けてあげて!
治療法なんですが、ぶっちゃけないです。
隔離して出てきた症状(発熱とか呼吸困難)にたいして対症療法を行うって感じになると思います。
ウイルスなのでインフルみたいにワクチンってのは将来的にできるかもしれんけど、頑張って研究しても実用化は5年はかかるし
その間に変異することもあるからなかなか難しいかもしれませんね。
新型インフル用の切り札でアビガンっていう薬があるんだけど、使ったりしたりせんのかなぁと思ってますけども。
とりあえず、対策としてはうがい手洗い、体調管理なんかをきちんとやる所から。
風邪の予防策っていうのはこういうのにも有効なので基本的なところから気を付けていきましょう。

2020年1月6日月曜日

インフルの薬ってどうなの?

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
年明けてから結構インフルさんが来ています。
今回はインフルエンザの治療薬についてだらだら書いてみますか。
インフルエンザの治療薬って何なの?
結構これって一般の人で理解出来ている人っていうのは少数派だと思っています。
使ったからといってもすぐ良くなるもんではないです。
いくつか種類がありますがウイルスの増殖を抑えるものであって、今あるウイルスやその症状を抑えるもんではありません。
タミフルやリレンザは5日間使うんですが、模式的に書くと
バッドステータスの毒を食らったとして、毒のダメージがある程度発生した状態で治療を開始した。
1ターン100食らっていたものがインフル治療薬を投与することで80になり、60になり、40になり、20になり0になる。
タミフル5日間飲んだことによって毒のダメージは発生しなくなったものの、食らっているダメージは回復したわけではない。
ただし人間っていうのは常時リジェネかかっているので毒のダメージが無くなればそのうち治る感じになる。
HPが500リジェネが30/日とする。
2日無防備で食らってからそこから治療を開始したとしましょうか。
HP推移は500→400+30→ここから治療開始する。
2日目430-80+30=380
3日目380-60+30=350
4日目350-40+30=340
5日目340-20+30=350
6日目350-0+30=380
と、薬の飲み終わったタイミングでもダメージは残っているわけで、前と同じ状態で働けるわけではないのです。
タミフル飲み終わったから治ったってわけじゃないのはわかるんじゃないかな?
安静にしなければリジェネの数値はもっと下がるし、安静にして栄養のあるものをとれんばリジェネの数値が上がるのです。
万全の休養をとることで二日目以降のリジェネの量が50まで上がれば

2日目430-80+50=400
3日目400-60+50=390
4日目390-40+50=400
5日目400-20+50=430
6日目430-0+50=480
と、一週間で大体完治って感じになると思います。
薬飲んでいるから治るだろうってことで働いたりしてリジェネが10になったらすっごく長引くことになります。
その間仕事しているかもしれんけど、きっちり休んで治した方が結果効率良くなることもあありますよという話。
あとね、抗インフルエンザ薬は治療に必須ではないです。
もちろんあったほうがいいんだけど、使わないと治らない病気ではないです。
タミフルが無かったころにインフルかかったらバタバタ死人がでたか?といったらそんなにでてないでしょ?
ちょっと治りが早くなるっていう感じです。まぁ、今だと当たり前に使うんだけどもね。
ウイルス自体は薬を使わなくてもいなくなるので、ウイルスのダメージが少ないタイミングで使ってもあんまり効果がないです。
時期を逸した場合は使わないっていうことも良くある話。

・タミフルとか副作用で異常行動があるっていうけどあれってどうなの?
一応毎年小児に投与する場合は家族の人は目を離すなっていう注意書きが毎年来るんだけど、薬によってそれが起きるか?というとちょっと、ね?
そもそもインフルっていう病気の症状でそういうのが出る訳で、その症状が薬を飲んだことによるものなのか、インフルによるものなのかわからんのです。
インフルでタミフルを飲んだ患者が異常行動起こしたっていうのが事実。
タミフルを飲んだから異常行動起こした、っていうのは因果関係は証明できてない。
証明するにはインフルにかかった患者を大量に用意して、タミフルを使った群と使わなかった群で分けて異常行動に有意差があるか統計とらないとならんです。
それをやるっていうのは結構リスクが高いし、それをやって得られるメリットっていうのはそんなでもないでしょうからね。
因果関係はないっていうふうにデータが出たとしても、タミフルを飲んだ自分の子が飛び降りて死んでしまったとしたら
「タミフルに殺された!」って思う親御さんはいると思いますし、何しろコストがとんでもないことになるし。
わたしの意見としては
「飲もうが飲むまいが出る事があるので、症状が楽になる飲む方選んでください」
です
どうしてもいやならば飲まなくてもいいですし。
一番のインフルの対策はかからないっていうこと。
予防接種及び手洗いうがいの励行。体調管理をしっかり行う。それが大事なので今の季節は油断せずにいきましょう。
ではまた来週もよろしくお願いします。