2020年5月31日日曜日

コロナの患者動向

緊急事態宣言も解除され現在復興ロードマップのステップ2に入ってきています。
北九州とかで第二波が来ているようですが、全体的に見れば概ね上手くいっているんじゃないでしょうかね?日本は。
https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/1007942/1007957.html
一応東京のロードマップを張り付けておきます。
ステップ2っていうと通常のお店はOK、娯楽施設がNGって感じでしょうか。このままいくとあと二週間でクリアって感じかなぁと思います。
が、世界を見てみると終息は全然見えてない模様。
どれぐらいやばいかっていうとここのところ毎日10万人世界で患者が増えているという状態。
ちなみに今月末世界患者が600万ぐらい
2月末8万6000
3月月末が80万
4月末が317万
5月末が600万
これについて増加人数で見るか、増加率でみるかでちょっと見解は変わって来るんですが
患者の増加人数とするならば3→4と4→5ではそんなに変わらん。ちょっと増加数は全然止まっていません。
ちなみに日本
2月240
3月1953
4月14088
5月16719(30日まで)
これを見ると4月に感染が爆発的に増えたけど、5月に踏みとどまったっていうのが良く分りますね。
その分経済とか行動とかに規制がかかったというのもあるんでしょうが、やったかいがあったと見れるのでは?と。
話を戻して。
日本とか中国は終息しているのに世界の感染者の増加が止まらないていうとどこかやばい所が?って言う話なんですが。
エリア的には中南米、インド、ロシアあたりの増加率がやばい状態。
アメリカ、カナダの北米はピークは過ぎたものの高いレベルでまだ続いている。最大の患者数、死者数はやっぱりアメリカのまま。
やばかったスペイン、イタリアあたりは終息に向かっている感じ。上手くいけばあと1月ぐらいか?
同時期にやばかったイランがちょっと減ってきたけど、明らかに第二波来ている状態。
叩ききれてない状態でぶり返すとこうなるんのかって思うと趣深い。
地図見てたら中東もヤバイ感じですね。
イギリスはアメリカとかと同様、まだ目途がつかないかなぁ。
ブラジルについてはノーガード宣言しちゃっているから、行きつくとこまでいかないと止まらんよなぁ。
アフリカについてはあんまりデータが無いですが南アフリカとかは南米並みの増加率。
これを見ると海外渡航ってしばらくは無理ではって思えてしまう。
来年オリンピックって言っていますが、日本は大丈夫だけど他の国がダメで開催できても規模が小さくなるんじゃないかなぁなんて。
わたしは海外に行ったりすることは無いんだけど、そういうのが好きな人はつらいでしょうね。
Ingressみたいな国際的なゲームだとイベントもたてれないし、国際連携もなかなか、ねぇ。


2020年5月28日木曜日

資金繰り悪化する医療機関へ

コロナで医療機関もかかり控えとかあったりして、調剤薬局も患者が減っています。
弊社は在宅医療とかもあるので前年比むしろ+だったりするんですが、そんなところは例外ですね。
処方箋調剤っていうのは患者からもらえる分は自己負担額である3割とか1割とかであって、残りの分は後日振り込まれます。
これの支払いの仕組みというのは
月でデータを締める
翌月10日までにデータを支払基金や国保組合に提出する。
1月かけて審査を行い、さらに翌月の20~25ぐらいに振り込まれる形になります。
極端な話をすると5/1に来た患者の医療費が満額払われるのが7/25であったりするのです。
なので2か月分の運転資金が無いと薬局はやっていけなかったりします。
まぁ、医薬品の支払いサイトっていうのはこれを考慮して2か月ってのが一般ではあるのですが
支払いサイトが短ければ納入価格は安くなるし、現金払いするならばさらに安く鳴ったりすることもあるわけです。

はなしを戻して。
コロナがらみで不景気になると運転資金がショートする可能性が出てくることもあるんだけど、厚労省は融資っぽいことをやると言ってきました。
本日ファックスで来たのを概略すると
資金繰りがやばいとことは2019/12~2020/2の三か月の平均金額の80%を6月の支払い分に追加して給付します。
これは5月末集計して、6月請求して本来なら7月入る分の一部であるが前倒しして支払う。
本来の白の振込日に残りは支払われるって感じですね。
トータルの金額は変わらないけど1月資金繰りに猶予が持てるっていうのは結構変わってくるのではないのでしょうかね?
この辺は会社経営とかしていると痛感するんじゃないんでしょうか?
直接融資って言う形ではないんですが、これで助かる企業は結構あるんじゃないかなぁ?

2020年5月18日月曜日

Stay Homeの理由って?

大阪で新規患者0、東京も新規患者が一桁って状態になってきましたね。
こういう原因がある病気っていうのは原因が無い所には発生しないので、蔓延する時は広がるけど原因が無ければ減るいっぽうになります。
日本はそろそろゴールが見えてきてますが、外国はまだまだ。アメリカは下降線ではあるんだけどまだまだ終息にはかかりそう。
ノーガード宣言しているブラジルはここからが結構ヤバイ事になりそうですね。あとロシアも20万人超えてやばいみたい。
病気や治療について書くことがないので今回は今後の流れについて書いていきましょうか

現状、緊急事態宣言が39都道府県が解除されました。
これらの医療機関では徐々に自粛緩和の流れになってきましたが、やってはいけないこととして県をまたぐ移動です。
厳密にはこれが正しい話ではないんだけど、わかりやすい言い方になるとこうなってしまうのかなぁと。
最初に説明したように、コロナっていうのはウイルスがいないと発生しませんし、生体内以外ではウイルスは長生きできません。
感染した人間が他にうつす原因になるわけで、そういうのがいない、いたとしても隔離してうつさない状況にするっていうのが大事なのです。
本人がかかっていなくて、誰にも会わなければうつされることもないという話なんですよね。
ステイホームで家にいろ、人と会うなというわけであるけど、会う人が絶対にシロならば会ってもいいってことなわけで
市中感染が発生している状態だと、自分がシロであるいう根拠が全くない為人に会うなって流れになるわけです。
ルート不明の市中感染が無くなってくると、そのエリアには感染できるウイルスがいないであろうという判断ができるわけで
2週間ほど発生しなければ外から持ち込まれない限り撲滅できるというわけです。
非常事態宣言が解除されている県っていうのはだいたい撲滅できているエリアであるということですね。
理論上の話をすると、患者が出ている都道府県の人が100%外へ出ないとして、2週間患者が出ていない県同士であれば行き来しても
感染するってことはないことになります。
ただ、前者は実際問題不可能なので東京の感染者が他県に行くってことはないとは言えません。
東京の感染者が愛知に来てうつった人発生した。愛知のうつされた人が愛知から出なければ感染は愛知で食い止めることができる。
愛知の人が緊急事態宣言解除されたから発令されているところに行かなきゃ出掛けてもええやろとかだと、歯止めが利かなくなる。
そう言う事なんですよね。
なので、日本全体で14日発生しない+海外への渡航禁止っていう条件があればひと段落っていうところなんでしょう。
世界的な終息って全エリアでそういう状況にならんとならんから、それが出来るまでっていつになるんだよ・・・ってことですわね。
でもまぁ、それ以外に解決策はないから移動は極力避ける感じでやるしかないですね。
中国が終息早かったのはこういう封鎖が日本よりもきちんとできるからしれないね。

2020年5月10日日曜日

コロナ新薬のおはなし

緊急事態宣言が解除されずに継続することになりましたね。
まぁ解除されるなんて思ってなかったのだけどもね。ひとまずは今月末までは同じ状態ですかね。
大阪モデルっていうので徐々に解除されるのかもしれないんですけどね。
https://toyokeizai.net/sp/visual/tko/covid19/
わかりやすいデータ集があったのでちょっと紹介。
都道府県ごとでもデータ出せるので住んでいるところのデータを見てい見るとよいかもしれません。
要入院、患者数ていうのが分かりやすい指標かなぁと思っています。
みるべきところは累計の傾斜とかでしょうか。これがなだらかになっていれば終息に近づいているという事ですからね。

やることって言っても感染を拡大しないように動かないっていうのが最大の攻略法なのでそのままStay Homeですね。

今回はあんまり書くことがないですが、レムデシビルの話をしてみましょうか。
ギリアド・サイエンシズっていう会社が開発中のもともとはエボラ出血熱用の薬ですね。
ギリアドって会社はウイルス関係の薬に強く、C型肝炎のくっそ高い薬を作って売ってたりしているところです。
C型肝炎の薬のソバルディやハーボニーっていう薬は高いけど治療効果が9割超えるとかいう特効薬で
資料を見た時に「マジかよ」ってビビったもんです。
でまぁ、ウイルスの専門の製薬会社が致死率の高いエボラの薬を作っていたんだけど、これがコロナにも効果がありそうなので使ってみようかと言う事になった、という話です。
ギリアドがデータまとめている途中で、治験は失敗に終わったという飛ばし記事をイギリスのフィナンシャルタイムズが出して結構混乱した状態になってました。
それによると死亡率がむしろ上がったみたいな感じであったんですけどもね。
統計学的な話をするとデータの取り方によって結構変わってきたりするのでなかなか難しいんですけどもね。
実際5/7に日本でレムデシビルが承認されたようなので、効能があると判断されたんでしょうが。

現状治療薬としてめどがついているものとして、これとアビガンがあるんですが使うタイミングがちょっと違ったりしまう。
アビガンは可能な限り早い方がよいのです。もうやばいっていう状態になったタイミングでつかってもあんまり効果がないのです。
タミフルとかインフルの薬とかと似たような感じですかね。
で、レムデシビルについては重症になっているのが死なないようにするって感じの薬ですかね。
使うタイミングがちょっと違うというものですかね。
あとはアビガンっていうのはすでに商品としては完成しているものであり、レムデシビルについては未完成だったものを急ごしらえで完成させたもの。
アビガンは使うタイミングが今までなかったのだけど、臨床試験的なもんはすでに終わっているものである。
副作用で催奇形性があったから封印されてたんだけども、使うなら今でしょってことで封印が解かれたくすりです。
実際問題日本でも結構な症例がつかわれている模様です。
一方レムデシビルって効能、副作用っていうのが未知数なところが多く、効果はあるっぽいけど様子見をしながら使うことになりそうですね。
作られたけど封印された薬と開発途中の試作品っていう違いですが、本来ならばこういうのはつかわんに越したことはないんですが
そうはいってられないのでしょうねぇ。
前にTwitterに書いたけど、治療薬があるなしって実際使うかはさておいてプロパガンダとしてはかなり違うでしょうからね。
ただ、出来る事ならばレムデシビルは使わずに済むといいなぁと個人的には思ったり。