作戦のsitrepとかと平行してやると遅れちゃうね
糖尿病の薬その2
前回はインスリンを出して下げる系の薬でしたが今回は他の系統の薬をば
ビグアナイド系
血糖値が上がるというの炭水化物がブドウ糖まで分解されて、それが吸収されて起こる現象。
例えばごはんってデンプンなんだけど、これはブドウ糖いくつもくっついてできたものであり、消化酵素で分解できないと吸収できはい。
この薬は分解スピードを下げることで吸収を減らすというもの。
エネルギー効率を下げる、ある意味カロリーカット的な感じで謳われてたこともあったりしたした。
これ自体は血糖値を上げないっていう作用なので低血糖は起きにくいけど、これが聞いてる最中は食事を取っても血糖が上がりにくいので
低血糖が起きるとブドウ糖を摂取しないと改善しないっていうことに。
あくまで補助で使われることが多く、先週挙げたので低血糖になってる場合は注意。
DPP-4阻害薬
これは一言で説明しにくい薬。
インスリンではなく、一個手前のインクレチンっていうホルモンが分解されるのを防ぐ薬。
インクレチンってのはインスリンを出させたり、その反対のグルカゴンの作用を下げたりするホルモン。
ざっくり言うと担当者ではなく、上司に話を持っていく感じですか。
直接やるよりは働き方はマイルドで低血糖は起きにくい。
比較的新しい薬でできたのは10年ぐらい前。その分お高い。
インスリン抵抗性改善剤
インスリンは出てるけど効果がでないっていう状況を改善する。
大抵は肥満が原因だったりするんですが、医師によって使ったり使わなかったりがわかれるかなぁ?
最初に発売されたノスカールって薬が発売されたあとに肝臓やられて死人が結構出たため発売中止になってまして
それからしばらく空白の時期があってアクトスが発売になったり。
SGLT-2阻害剤
これも酵素阻害剤なのだけど、尿中に糖を出すという作用の薬。
糖尿病ってのは糖が尿に出る病気ではあるんですが、それとは別ルートで糖を出すというもの。
副作用としては尿量が増えるため頻尿になるのと、尿に糖分があると細菌感染が起きやすくなる。
健康診断とかで検尿すると4+で引っ掛かるので飲んでいる旨伝えましょう。
GLP-1作動薬
これは作用的にはDPP-4阻害に近いやつで「血糖が高ければインスリンを出させる薬」ってところ。
投与経路が注射しかないのは難点ですが、食欲下げたり、胃の中の食べ物をゆっくり進ませるという副産物的な作用もあり今では結構使われてたり。
インスリンではないけど注射といったらだいたいこの系統ですかね。
基本一日一回だけど週に一回だけというのもあるので、人によってはそっちのほうかよいのかも?
比較的新しい薬なのでお高いのが難点。
こんなところかな?
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