2020年5月28日木曜日

資金繰り悪化する医療機関へ

コロナで医療機関もかかり控えとかあったりして、調剤薬局も患者が減っています。
弊社は在宅医療とかもあるので前年比むしろ+だったりするんですが、そんなところは例外ですね。
処方箋調剤っていうのは患者からもらえる分は自己負担額である3割とか1割とかであって、残りの分は後日振り込まれます。
これの支払いの仕組みというのは
月でデータを締める
翌月10日までにデータを支払基金や国保組合に提出する。
1月かけて審査を行い、さらに翌月の20~25ぐらいに振り込まれる形になります。
極端な話をすると5/1に来た患者の医療費が満額払われるのが7/25であったりするのです。
なので2か月分の運転資金が無いと薬局はやっていけなかったりします。
まぁ、医薬品の支払いサイトっていうのはこれを考慮して2か月ってのが一般ではあるのですが
支払いサイトが短ければ納入価格は安くなるし、現金払いするならばさらに安く鳴ったりすることもあるわけです。

はなしを戻して。
コロナがらみで不景気になると運転資金がショートする可能性が出てくることもあるんだけど、厚労省は融資っぽいことをやると言ってきました。
本日ファックスで来たのを概略すると
資金繰りがやばいとことは2019/12~2020/2の三か月の平均金額の80%を6月の支払い分に追加して給付します。
これは5月末集計して、6月請求して本来なら7月入る分の一部であるが前倒しして支払う。
本来の白の振込日に残りは支払われるって感じですね。
トータルの金額は変わらないけど1月資金繰りに猶予が持てるっていうのは結構変わってくるのではないのでしょうかね?
この辺は会社経営とかしていると痛感するんじゃないんでしょうか?
直接融資って言う形ではないんですが、これで助かる企業は結構あるんじゃないかなぁ?

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