緊急事態宣言が解除されずに継続することになりましたね。
まぁ解除されるなんて思ってなかったのだけどもね。ひとまずは今月末までは同じ状態ですかね。
大阪モデルっていうので徐々に解除されるのかもしれないんですけどね。
https://toyokeizai.net/sp/visual/tko/covid19/
わかりやすいデータ集があったのでちょっと紹介。
都道府県ごとでもデータ出せるので住んでいるところのデータを見てい見るとよいかもしれません。
要入院、患者数ていうのが分かりやすい指標かなぁと思っています。
みるべきところは累計の傾斜とかでしょうか。これがなだらかになっていれば終息に近づいているという事ですからね。
やることって言っても感染を拡大しないように動かないっていうのが最大の攻略法なのでそのままStay Homeですね。
今回はあんまり書くことがないですが、レムデシビルの話をしてみましょうか。
ギリアド・サイエンシズっていう会社が開発中のもともとはエボラ出血熱用の薬ですね。
ギリアドって会社はウイルス関係の薬に強く、C型肝炎のくっそ高い薬を作って売ってたりしているところです。
C型肝炎の薬のソバルディやハーボニーっていう薬は高いけど治療効果が9割超えるとかいう特効薬で
資料を見た時に「マジかよ」ってビビったもんです。
でまぁ、ウイルスの専門の製薬会社が致死率の高いエボラの薬を作っていたんだけど、これがコロナにも効果がありそうなので使ってみようかと言う事になった、という話です。
ギリアドがデータまとめている途中で、治験は失敗に終わったという飛ばし記事をイギリスのフィナンシャルタイムズが出して結構混乱した状態になってました。
それによると死亡率がむしろ上がったみたいな感じであったんですけどもね。
統計学的な話をするとデータの取り方によって結構変わってきたりするのでなかなか難しいんですけどもね。
実際5/7に日本でレムデシビルが承認されたようなので、効能があると判断されたんでしょうが。
現状治療薬としてめどがついているものとして、これとアビガンがあるんですが使うタイミングがちょっと違ったりしまう。
アビガンは可能な限り早い方がよいのです。もうやばいっていう状態になったタイミングでつかってもあんまり効果がないのです。
タミフルとかインフルの薬とかと似たような感じですかね。
で、レムデシビルについては重症になっているのが死なないようにするって感じの薬ですかね。
使うタイミングがちょっと違うというものですかね。
あとはアビガンっていうのはすでに商品としては完成しているものであり、レムデシビルについては未完成だったものを急ごしらえで完成させたもの。
アビガンは使うタイミングが今までなかったのだけど、臨床試験的なもんはすでに終わっているものである。
副作用で催奇形性があったから封印されてたんだけども、使うなら今でしょってことで封印が解かれたくすりです。
実際問題日本でも結構な症例がつかわれている模様です。
一方レムデシビルって効能、副作用っていうのが未知数なところが多く、効果はあるっぽいけど様子見をしながら使うことになりそうですね。
作られたけど封印された薬と開発途中の試作品っていう違いですが、本来ならばこういうのはつかわんに越したことはないんですが
そうはいってられないのでしょうねぇ。
前にTwitterに書いたけど、治療薬があるなしって実際使うかはさておいてプロパガンダとしてはかなり違うでしょうからね。
ただ、出来る事ならばレムデシビルは使わずに済むといいなぁと個人的には思ったり。
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