今回は先週に引き続き痛み止め(麻薬)について。
オピオイドとともいうんですが、アメリカでのオピオイドの問題についてはツイッターにちょこっと上げました。
ざっくり書くと
・アメリカの麻薬作っている製薬会社が「安全性の高い薬なのでもっと使ってもいいのよ?」ってプロモーション活動をした。
・アメリカの麻薬管理って日本よりガバガバ&適応範囲が日本より広いっぽい。
・日本のロキソニンみたいな感じで安直に処方が切られるようになる
・薬の性質上正しく使わないと色々わるいことができるので規制すべきなんだけど、製薬会社のプロモーションが激しくどんどん出るようになった。
・「頭が痛い(方便)」→「じゃあオキシコンチン出しておきますね」こんな感じで出るようになった
痛いことにして麻薬を受け取って、それをつぶして水に溶かして血管からキメるといいぞ!ってのが流行った様子。
麻薬を血管から直接入れればどうなるか・・・まぁお察しください。
さすがにやばいと思った製薬会社が、そういうことができないように錠剤の形状を変更ってのが2年位前にあったんだけど
ジャンキーになったり死んでしまった人が戻ってこないし、アメリカは訴訟社会であるのでそれに対して訴訟が発生している。
1兆円越えの和解金がを払ってどうとかみたいなはなしがでている。会社潰れかねないんだけどねぇ・・・てところで現在進行中。
とまぁ、これはアメリカの法規制がガバガバだったから発生したものであり、日本ではこういうのは起きてませんし
医療用の麻薬を処方通り使う分には全く問題ないです。これが大事。
麻薬って何に使うかというとたいていは痛み止めで使います。あとは咳止めか。あんまり麻薬の咳止めってでませんけども。
日本の場合適応が「がんによる激しい疼痛」ってのがほとんどでがんでないと使えません。
例外的にフェンタニルっていう成分の貼り薬は慢性疼痛の適応があるんだけど、きっちりお勉強しないと使う許可がでないというやつ。
何にせよ、日本っていう国は欧米と比べると使用がかなり慎重なのでまだ問題になっていません。
最近は在宅とかそういうので結構使用量増えてきてますけどもね。厚労省も麻薬の取り扱いがない薬局は医療に貢献できてないっていう感じの評価をしてたりしますし。
麻薬の痛み止めっていうと大体2つに分かれます。
がんの痛みってのはずっと痛いっていうのと、突出した痛みっていうのがあってそれによって薬が変わってきます。
貼り薬ってのはずっと続く痛みに対して使います。薬の名前としてはフェントスとかデュロテップとか。
それで痛みにたいする防衛線をはって、それでもダメな時に飲み薬で調整するってことが多いです。
飲み薬でゆっくり溶けるものも同じような感じで使ったりするものありますが、貼り薬の方が一般的だったりします。
メリットとして貼り薬は剥がした瞬間に薬の投与が中止できることがあります。
効果不十分で量を増やしたら副作用が出たっていうときに対処しやすい、というわかりやすいでしょうか?
ゆっくり溶ける錠剤だとそれを取り除くことができないため、過量投与になったときに困ったことになります。
一方これを使っても突出した痛みがでてきた場合、粉や液体の麻薬が使われることがあります。
具体的な名前を挙げるとオプソとかオキノームとか。
口から飲めるというっていうのが前提なんですが、飲めないぐらいやばい状態だと坐薬とか点滴になります。
そういうのが出る状態となると「あっ(察し)」って感じになるんですけども。
あくまでこれは痛み止めなので根本的な解決にはなっていません。
化学療法なり、手術なり、運よくがん細胞がなくなるなりそういうことがない限りがんっていうのは治らない病気です。
昔は治すってのを重点に診ていた為、こういうのはあまりつかわれなかったというのもあるんですが
今はいかに苦しまずに終着点につくかっていうことが考えられるようになってきたので結構使われるようになってきました。
突出痛に対して麻薬を何度でも使っていいみたいな処方箋発行されたりすることもあります。
良いか悪いかはさておき、そういう選択肢ってのもあるということです。
あんまりまとまらなかったけどこんなところで。
他に解説したほうがいいことあったらTwitterなりコメントなりでください。
ではまた来週。
2019年9月29日日曜日
2019年9月23日月曜日
痛み止めの強さとか
MD高岡とかお疲れさまでした。
富山って海も山もあって個人的には好きなところ。飯もうまいし。
今日は痛み止めについてちょっと書いてみようと思います。
痛み止めの薬というとどういう薬が思い浮かぶでしょう?
おそらく一番有名なのはロキソニンなんでしょうが、種類っていうのは結構いっぱいあったりします。
市販薬の痛み止めっていうとどうだろう?
イブとかナロンエースとか。もちろんロキソニンSとかもあるとは思いますが、これについて強さを比べるっては結構難しかったりします。
例えばナロンエースとロキソニンSを比べるとどっちが強いか?っていうと一概に言えないのです
ナロンエースのレシピ
イブプロフェン144mg
エテンザミド84mg
ブロモバレリル尿素200mg
無水カフェイン50mg
ロキソニンSのレシピ
ロキソプロフェンナトリウム60mg
イブプロフェンとロキソプロフェンだとロキソプロフェンの方が強い成分なんだけどもナロンエースはほかの成分も入っているので
ロキソニンSの方が強いとは言えないのです。
エージェントにだけわかるように説明すると
ロキソニンSのMod構成はイージス1枚
ナロンエースの構成はレアシールド、レアシールド、ファースアンプ、リンクアンプ
おおざっぱに書くとこんな感じかなぁと。
XM所持が少ない相手だとナロンエースの方が良い場合もあったりします。
ちなみにロキソニンSプラスのMod構成はイージス、ヒートシンクって感じ。防御力自体は変わらんです。
ロキソニンSプレミアムだとイージス、ヒートシンク、フォースアンプこんな感じ。
ここまで来るとナロンエースよりは強いって言えるのかもしれません。
イブ(糖衣錠)はレアシールドのみ、イブAがレアシールド、フォースアンプって感じかね?
売り分けとかあったりするけど、この辺りは登録販売者さんや薬剤師捕まえて聞いてみましょう。
医療用の方は基本単品の成分が多く、一長一短だったりします。
よく出るところをちょっと説明。
カロナール(アセトアミノフェン)
効きはそれほどではないが副作用が少なく、子供やお年寄りに使いやすい。
安全性が高いから高容量使うこともある(1日4000mgまで)
ボルタレン、ロルカム
系統はちょっと違うけども、ロキソニンより痛み止めとしては強いけど副作用も強いって感じか?
どうしても痛い時とかに使う。歯の痛みとか。そんなに使用頻度は高くない。
ハイペン、オステラック(エトドラク)
難しい話をするとCOX-2を選択して阻害する薬。簡単に言うと副作用が少な目の痛み止め。
とはいえ、一緒に胃薬も添えられることも多いんだけども。
痛み止めの強さとしてはそこそこなんだけど、副作用が少ないので整形領域での慢性的な痛みに対して使うことが多い。
ロキソニンやボルタレンなんかは長期間飲むには向いていません
セレコックス
エトドラク改って感じの薬。慢性的な痛みに対して一番使われているんじゃないかなぁ?
まだジェネリックが出ていないのでお値段は他と比べると高くつくかも?
リリカ
これを痛み止めというとちょっと語弊があるかもなんですが
神経の伝達をちょっと抑えることによって痛みをとめる。
神経痛とか帯状疱疹の痛みとかで使うことが多いんだけど、その性質上他の神経の伝達も抑えるので
眠気ふらつき等の副作用に注意。使っていくとなれることもあるんだけどもね。
結構お高い。
トラマール、ワントラム、トラムセット
これまた神経の伝達系をいじる薬。トラマドールっていう成分が主成分でトラムセットはアセトアミノフェンとのセット商品。
麻薬を除くと最強クラスの痛み止めなんだけど、他の神経をいじる手前便秘とか吐気とかの症状も出てくる。
なのでノバミンとかの副作用止めも一緒に出てくることも多い。
専門医でないとあんまり使いたがらない感じですかね?
ノイロトロピン
ウサギにとあるウイルスを感染させて出てきた液を精製するとできるよくわからん薬。
なぜ効くのか?とか、どういう物質が効果があるのか?そういうのが分かっていない不思議な薬です。
有効成分特定するコストが高いし、効果があるんだからまあいいじゃん?ってかんじなのかね?
飲み薬だとだいたいこんなところかね?
トリプタノールとかサインバルタも疼痛で使う事もあるけども元々はほかの薬なのでここでは語らないことに。
麻薬についてはニーズがあればやりますかね?
今回はここまで。
また来週よろしくお願いします
富山って海も山もあって個人的には好きなところ。飯もうまいし。
今日は痛み止めについてちょっと書いてみようと思います。
痛み止めの薬というとどういう薬が思い浮かぶでしょう?
おそらく一番有名なのはロキソニンなんでしょうが、種類っていうのは結構いっぱいあったりします。
市販薬の痛み止めっていうとどうだろう?
イブとかナロンエースとか。もちろんロキソニンSとかもあるとは思いますが、これについて強さを比べるっては結構難しかったりします。
例えばナロンエースとロキソニンSを比べるとどっちが強いか?っていうと一概に言えないのです
ナロンエースのレシピ
イブプロフェン144mg
エテンザミド84mg
ブロモバレリル尿素200mg
無水カフェイン50mg
ロキソニンSのレシピ
ロキソプロフェンナトリウム60mg
イブプロフェンとロキソプロフェンだとロキソプロフェンの方が強い成分なんだけどもナロンエースはほかの成分も入っているので
ロキソニンSの方が強いとは言えないのです。
エージェントにだけわかるように説明すると
ロキソニンSのMod構成はイージス1枚
ナロンエースの構成はレアシールド、レアシールド、ファースアンプ、リンクアンプ
おおざっぱに書くとこんな感じかなぁと。
XM所持が少ない相手だとナロンエースの方が良い場合もあったりします。
ちなみにロキソニンSプラスのMod構成はイージス、ヒートシンクって感じ。防御力自体は変わらんです。
ロキソニンSプレミアムだとイージス、ヒートシンク、フォースアンプこんな感じ。
ここまで来るとナロンエースよりは強いって言えるのかもしれません。
イブ(糖衣錠)はレアシールドのみ、イブAがレアシールド、フォースアンプって感じかね?
売り分けとかあったりするけど、この辺りは登録販売者さんや薬剤師捕まえて聞いてみましょう。
医療用の方は基本単品の成分が多く、一長一短だったりします。
よく出るところをちょっと説明。
カロナール(アセトアミノフェン)
効きはそれほどではないが副作用が少なく、子供やお年寄りに使いやすい。
安全性が高いから高容量使うこともある(1日4000mgまで)
ボルタレン、ロルカム
系統はちょっと違うけども、ロキソニンより痛み止めとしては強いけど副作用も強いって感じか?
どうしても痛い時とかに使う。歯の痛みとか。そんなに使用頻度は高くない。
ハイペン、オステラック(エトドラク)
難しい話をするとCOX-2を選択して阻害する薬。簡単に言うと副作用が少な目の痛み止め。
とはいえ、一緒に胃薬も添えられることも多いんだけども。
痛み止めの強さとしてはそこそこなんだけど、副作用が少ないので整形領域での慢性的な痛みに対して使うことが多い。
ロキソニンやボルタレンなんかは長期間飲むには向いていません
セレコックス
エトドラク改って感じの薬。慢性的な痛みに対して一番使われているんじゃないかなぁ?
まだジェネリックが出ていないのでお値段は他と比べると高くつくかも?
リリカ
これを痛み止めというとちょっと語弊があるかもなんですが
神経の伝達をちょっと抑えることによって痛みをとめる。
神経痛とか帯状疱疹の痛みとかで使うことが多いんだけど、その性質上他の神経の伝達も抑えるので
眠気ふらつき等の副作用に注意。使っていくとなれることもあるんだけどもね。
結構お高い。
トラマール、ワントラム、トラムセット
これまた神経の伝達系をいじる薬。トラマドールっていう成分が主成分でトラムセットはアセトアミノフェンとのセット商品。
麻薬を除くと最強クラスの痛み止めなんだけど、他の神経をいじる手前便秘とか吐気とかの症状も出てくる。
なのでノバミンとかの副作用止めも一緒に出てくることも多い。
専門医でないとあんまり使いたがらない感じですかね?
ノイロトロピン
ウサギにとあるウイルスを感染させて出てきた液を精製するとできるよくわからん薬。
なぜ効くのか?とか、どういう物質が効果があるのか?そういうのが分かっていない不思議な薬です。
有効成分特定するコストが高いし、効果があるんだからまあいいじゃん?ってかんじなのかね?
飲み薬だとだいたいこんなところかね?
トリプタノールとかサインバルタも疼痛で使う事もあるけども元々はほかの薬なのでここでは語らないことに。
麻薬についてはニーズがあればやりますかね?
今回はここまで。
また来週よろしくお願いします
2019年9月15日日曜日
麻薬の廃棄
先週はまさかの飛行機ロスト。コース的には大丈夫と思ったらぎりぎりアウト。
2125に千歳発のがダメで2000発はセーフてのはほんと紙一重だったんでしょうねぇ。
あと昨日はフィールドテストお疲れ様でした。
わたしは福井のに参加しましたが・・・いろいろ課題がある感じでしたね。言いたいことはTwitterに書いたのでここには書きません。
で、今回のおはなし。
麻薬の廃棄の件について。
麻薬の廃棄ってのは大きく分けて二つあります。
・期限が切れたり破損したりしたものを廃棄する場合
・患者が死亡したり、もう必要なくなったものを回収した場合。
後者については患者が亡くなって、正当な理由がないのに家族の人が麻薬を所持したら逮捕されることもあります。
なので、麻薬が出ている患者さんがなくなった場合薬局が回収して廃棄することになります。
在宅で家に入っている場合は回収できるんですが、外来で麻薬出ている場合患者死亡とかわからないのでそのままになっていることもあります。
もしもそういうことがあったら薬局に連絡してくださいね。
前者は薬局の中で発生するのですが、これは何年かに一度あったりします。
きっちり包装単位で使い切るわけでもなし、患者が継続的に来るわけではなし。
普通の薬よりも期限切れというのが発生しやすい薬ではあります。
どちらも廃棄なのですがこれについては扱いが違ってきます。
麻薬っていうのは扱いが厳密であり、出入庫に帳簿をつける必要があります。
後者は出すときに麻薬の帳簿をつけているので、回収してもとくに帳簿をつける必要はありません。
ただし、期限が有効だからといって再利用はできないというルールはあります。
帳簿に載っていないものですが、ものがものだけに勝手に捨てられません。
何月何日に〇〇をいくつ廃棄しました。
廃棄方法は△△です。
廃棄した理由は患者の□□が死亡したため。
こんな感じで。
帳簿外であっても結構面倒な書類を出さないとならないのです。
ある程度まとめて出すこともできるし、自分の所で出してない薬も廃棄できます。
病院からの退院処方を使い切る前にお亡くなりになったとか実際ありますし。
届け出さえすればいいので廃棄はお店でやって構いません。
一方前者
こちらはさらに面倒。
帳簿から減らすということをやらないとならないので、麻薬取締官の目の前で廃棄をしないとならず、帳簿の書くのは
取締官もしくは取締官が見てる中で管理薬剤師が書いて認印をもらうことになっています。
お役所にアポをとって、出頭して目の前で廃棄して、帳簿つかておしまいって感じです。
廃棄の方法なんですが、これは普通の薬とあんまり変わりません。
錠剤だったら潰して水に流す、注射だったらアンプルあけて水に流す。
カプセルなら外して水に溶かして流す、張り薬ならば細かく刻んで燃えるゴミ。
座薬はお湯と洗剤で溶かして流す。
・・・なんですが、中にはどうにも処分に困る剤型の薬もあったりします。
タペンタとオキシコンチンTRがそれ。
ハンマーで叩いても砕けず、粉砕しようとすると刃の方がいかれるし、水につけるとゲル化するとかそういうものがあります。
オキシコンチンに関しては砕いて水に溶かして注射して速攻で気持ち良くするという感じで使っていたらしく。
そういうことができないように剤型変更してTRっていうのができたとのことです。
これの対処法は
・直接焼却する
・ガムテープでぐるぐる巻きにして回収できないようにして燃えるゴミとして捨てる。
ガムテで破棄ってのは本当にいいのかよと思いましたが、実際マニュアルにそう書いてあったりするんですよなぁ。
と、麻薬って捨てるの面倒なので在庫を持ちたくないっていうのは薬局あるあるだったり。
免許代もただではないですし。
なんでこんな記事を書いたって?
今廃棄しているからだよ! 在宅のがん患者さんって最後には麻薬で苦痛を緩和って感じになるので結構こういうのは発生するのです。
といったところで今回はここまで。
また来週もよろしくお願いします。
2125に千歳発のがダメで2000発はセーフてのはほんと紙一重だったんでしょうねぇ。
あと昨日はフィールドテストお疲れ様でした。
わたしは福井のに参加しましたが・・・いろいろ課題がある感じでしたね。言いたいことはTwitterに書いたのでここには書きません。
で、今回のおはなし。
麻薬の廃棄の件について。
麻薬の廃棄ってのは大きく分けて二つあります。
・期限が切れたり破損したりしたものを廃棄する場合
・患者が死亡したり、もう必要なくなったものを回収した場合。
後者については患者が亡くなって、正当な理由がないのに家族の人が麻薬を所持したら逮捕されることもあります。
なので、麻薬が出ている患者さんがなくなった場合薬局が回収して廃棄することになります。
在宅で家に入っている場合は回収できるんですが、外来で麻薬出ている場合患者死亡とかわからないのでそのままになっていることもあります。
もしもそういうことがあったら薬局に連絡してくださいね。
前者は薬局の中で発生するのですが、これは何年かに一度あったりします。
きっちり包装単位で使い切るわけでもなし、患者が継続的に来るわけではなし。
普通の薬よりも期限切れというのが発生しやすい薬ではあります。
どちらも廃棄なのですがこれについては扱いが違ってきます。
麻薬っていうのは扱いが厳密であり、出入庫に帳簿をつける必要があります。
後者は出すときに麻薬の帳簿をつけているので、回収してもとくに帳簿をつける必要はありません。
ただし、期限が有効だからといって再利用はできないというルールはあります。
帳簿に載っていないものですが、ものがものだけに勝手に捨てられません。
何月何日に〇〇をいくつ廃棄しました。
廃棄方法は△△です。
廃棄した理由は患者の□□が死亡したため。
こんな感じで。
帳簿外であっても結構面倒な書類を出さないとならないのです。
ある程度まとめて出すこともできるし、自分の所で出してない薬も廃棄できます。
病院からの退院処方を使い切る前にお亡くなりになったとか実際ありますし。
届け出さえすればいいので廃棄はお店でやって構いません。
一方前者
こちらはさらに面倒。
帳簿から減らすということをやらないとならないので、麻薬取締官の目の前で廃棄をしないとならず、帳簿の書くのは
取締官もしくは取締官が見てる中で管理薬剤師が書いて認印をもらうことになっています。
お役所にアポをとって、出頭して目の前で廃棄して、帳簿つかておしまいって感じです。
廃棄の方法なんですが、これは普通の薬とあんまり変わりません。
錠剤だったら潰して水に流す、注射だったらアンプルあけて水に流す。
カプセルなら外して水に溶かして流す、張り薬ならば細かく刻んで燃えるゴミ。
座薬はお湯と洗剤で溶かして流す。
・・・なんですが、中にはどうにも処分に困る剤型の薬もあったりします。
タペンタとオキシコンチンTRがそれ。
ハンマーで叩いても砕けず、粉砕しようとすると刃の方がいかれるし、水につけるとゲル化するとかそういうものがあります。
オキシコンチンに関しては砕いて水に溶かして注射して速攻で気持ち良くするという感じで使っていたらしく。
そういうことができないように剤型変更してTRっていうのができたとのことです。
これの対処法は
・直接焼却する
・ガムテープでぐるぐる巻きにして回収できないようにして燃えるゴミとして捨てる。
ガムテで破棄ってのは本当にいいのかよと思いましたが、実際マニュアルにそう書いてあったりするんですよなぁ。
と、麻薬って捨てるの面倒なので在庫を持ちたくないっていうのは薬局あるあるだったり。
免許代もただではないですし。
なんでこんな記事を書いたって?
今廃棄しているからだよ! 在宅のがん患者さんって最後には麻薬で苦痛を緩和って感じになるので結構こういうのは発生するのです。
といったところで今回はここまで。
また来週もよろしくお願いします。
2019年9月1日日曜日
消費税があがると?
弊社は8月決算で、それに伴って棚卸があったりするんですが
その仕事が終わらないので軽めの更新で。
今年は10月に消費税改定があるため、薬価が変わります。
消費税の2パーセント分オンされるような改定でいいじゃんと思うんですが、医療費っていうのは減らしたいっていう傾向にあるので
チャンス!って感じで薬価が下がったりします。
まぁ上がるものもあるんだけど、トータルでみると下がる方が多いので会社からは在庫を減らせという話が来ています。
例えば1000万円在庫があって、その薬価が10%下がれば100万円の資産価値が減ることになる。
故に薬価改定のある9月末の在庫は減らしましょうということになります。
これを利用するとちょっと悪さすることもできなくもない。
9/30に処方箋を受け付けたとする。でも在庫が無くて当日お渡しできないことっていうのはあり得る話。
薬価改定後の薬は10/1に仕入れて置けば仕入れ値も安くなるだけど、保険請求は月締めで行うため
仕入れた金額は安いけど高い値段で請求かけることが可能だったりします。
意図的にやるところはないと思うんですが、上記の通り薬局ってのは9月末の在庫は減らしたいので在庫不足ってのはあり得るかもしれません。
また、処方箋の期限は4日間あるので9/30の処方箋を当日出すのと、1日あけてから出すとでは金額は変わってくることもあります。
これに関しては一般の商品も同じことだと思うんだけどもね。増税前に買っとけって感じだけど、薬に関しては逆の方がいいこともあります。
もっとも今回の改定はトータルではマイナスですが、消費税の分だけ加味した改定(2%弱プラス)っていうのも結構あるので
「10月の方が高いじゃないか!」って言われても責任は取れませんのであしからず。
そんな話もあるってぐらいで見ておいてもらえたら幸い。
今週はここまで。また来週もお願いします。
その仕事が終わらないので軽めの更新で。
今年は10月に消費税改定があるため、薬価が変わります。
消費税の2パーセント分オンされるような改定でいいじゃんと思うんですが、医療費っていうのは減らしたいっていう傾向にあるので
チャンス!って感じで薬価が下がったりします。
まぁ上がるものもあるんだけど、トータルでみると下がる方が多いので会社からは在庫を減らせという話が来ています。
例えば1000万円在庫があって、その薬価が10%下がれば100万円の資産価値が減ることになる。
故に薬価改定のある9月末の在庫は減らしましょうということになります。
これを利用するとちょっと悪さすることもできなくもない。
9/30に処方箋を受け付けたとする。でも在庫が無くて当日お渡しできないことっていうのはあり得る話。
薬価改定後の薬は10/1に仕入れて置けば仕入れ値も安くなるだけど、保険請求は月締めで行うため
仕入れた金額は安いけど高い値段で請求かけることが可能だったりします。
意図的にやるところはないと思うんですが、上記の通り薬局ってのは9月末の在庫は減らしたいので在庫不足ってのはあり得るかもしれません。
また、処方箋の期限は4日間あるので9/30の処方箋を当日出すのと、1日あけてから出すとでは金額は変わってくることもあります。
これに関しては一般の商品も同じことだと思うんだけどもね。増税前に買っとけって感じだけど、薬に関しては逆の方がいいこともあります。
もっとも今回の改定はトータルではマイナスですが、消費税の分だけ加味した改定(2%弱プラス)っていうのも結構あるので
「10月の方が高いじゃないか!」って言われても責任は取れませんのであしからず。
そんな話もあるってぐらいで見ておいてもらえたら幸い。
今週はここまで。また来週もお願いします。
2019年8月25日日曜日
花粉症の薬が自費に?
今回は時事ネタ。
花粉症の薬が自費になるとかならないとかというお話について。
まず初めにこれの事実確認。
企業の健康保険組合で構成する健康保険組合連合会(健保連)は22日、医療機関で処方される市販薬と同じ成分の花粉症治療薬について、
医療保険の適用から除外し全額自己負担にすべきだとの提言を取りまとめた。
最大で年600億円程度の医療費削減効果があると試算。
というお話。
まだ「こうしたらどうか?」っていう段階であり、決定ではないっていう話。これだけは頭に入れておいてほしいです。
話しの出どころの健保連ってところは医療保険の組合でしてここは常々お金がないって言っているところなのです。
お金がないからといって保険料をいきなり上げるということもしづらいので、どこかで支出を減らすことになってくるんですが
それのやり玉に挙がったのがこの花粉症の薬なんですよね。
他にも
健保連は、市販薬で代用可能な処方薬の医療費規模は2126億円と試算している。
これまでも医療機関で処方される湿布や保湿剤を保険適用から外すよう求めており「制度維持のため、一定程度の除外は必要」と強調する
こんなことを言ってたりします。
湿布や保湿剤のヒルドイドなんかは結構無駄遣いの温床になっているイメージがあるんだけど、本当に必要な人にいきわたらなくなるっていうのは
結構な問題なんですよなぁ。
これはあくまで健保連の意見なのだし、該当患者からみたら「どちらかと言えば大反対」って結果になるに決まっているんだけども
つかまる個人的な意見としては「一理あり」って感じだなぁと思っています。
なンで?って言われるかもしれませんが理由をちょこっと書いてみましょう。
①金額的な話
市販にも医療用にもある薬ってことなので、ぶっちゃけアレグラのことかなぁと思っています。
アレグラが28日分でたとして3割だと1550いぇん(弊薬局)ジェネリックで1050いぇんでした。
ただし、これは処方箋が必要なわけで、医療機関に診察を受けて処方箋を書いてもらう必要があります。
医科の点数ってよくわからんですけど、初診でなくて診察してもらって処方箋でると700いぇんぐらいかかるかね?
先発で2250いぇん、ジェネリックで1750いぇんといったところ
市販のアレグラの14日分の定価が2000いぇんぐらいで28日で4000いぇんと確かに高くつく。
が、安いジェネリック探すとアレルビっていう同成分の薬があって、これだと28日で1000いぇんぐらいで売ってたりします。
ネット通販でしか見たことないけども、店頭販売だともうちょっと高くつくのかな?
と、うまいことやると市販の方が安く上がったりするのです。
また医療費ってのは自己負担分だけでなく組合が払う分ってのもあるので、アレグラ2250いぇんって書きましたが実際はトータルで7500いぇんかかっています。
ジェネリックでも5800いぇん。
これを見ると市販のアレグラを買った方がトータルの医療費的には安く上がるのです。
でも自分で払う金額が・・・っていう話になってしまうんでしょうけど、これはセルフメディケーション減税をうまいこと使えば何とかなるのかもしれません。
マーめんどくさいからあまりこういうのは流行らんかなぁ?
②時間的な話
つかまるが言いたいのはむしろこっち。
医者に行って診察まで待って、その処方せんをもって薬局にってそこでも待って薬をもらう。
この移動、時間的なコストってわたくしから見たらすごく高いと思うんですけどどうだろうか?
市販品で済ませるなら、この分のコストがなくなるのでアリじゃねーのと思ってます。
実際問題、ロキソニン、ガスターが市販化されて結構流れが変わったってのもありますし
ロキソニンテープとかクッソ高いんだけど普通に売れたりするので、値段がかかっても手軽に買えるっていうのは需要があります。
とまぁ、個人的には「花粉症は医者にかかって薬をもらう病気である」が社会通念にあるっていうのが問題なのでは?って思ったりも。
風邪で医者にかかる人いるんだけど、風邪で医者にかかるのは正直お勧めでできない。
市販の風邪薬の方が性能がいいし、時間的なコストが圧倒的にもったいないからね。
こんな感じで個人的には反対意見は出るだろうけどありっちゃありでしょと思ったりしてます。
ただし、じゃあどうしたらいい?っていう誘導がないとなかなか定着しないのではないと思いますね。
???「わたしは医療費かからないからそんなことされたら困るし、先発品がいい」
こういう人は少なからずいるからこういう人を説得するにはどうしたらいいのかね?
と言ったところで今回はここまで。
また来週もお願いします。
花粉症の薬が自費になるとかならないとかというお話について。
まず初めにこれの事実確認。
企業の健康保険組合で構成する健康保険組合連合会(健保連)は22日、医療機関で処方される市販薬と同じ成分の花粉症治療薬について、
医療保険の適用から除外し全額自己負担にすべきだとの提言を取りまとめた。
最大で年600億円程度の医療費削減効果があると試算。
というお話。
まだ「こうしたらどうか?」っていう段階であり、決定ではないっていう話。これだけは頭に入れておいてほしいです。
話しの出どころの健保連ってところは医療保険の組合でしてここは常々お金がないって言っているところなのです。
お金がないからといって保険料をいきなり上げるということもしづらいので、どこかで支出を減らすことになってくるんですが
それのやり玉に挙がったのがこの花粉症の薬なんですよね。
他にも
健保連は、市販薬で代用可能な処方薬の医療費規模は2126億円と試算している。
これまでも医療機関で処方される湿布や保湿剤を保険適用から外すよう求めており「制度維持のため、一定程度の除外は必要」と強調する
こんなことを言ってたりします。
湿布や保湿剤のヒルドイドなんかは結構無駄遣いの温床になっているイメージがあるんだけど、本当に必要な人にいきわたらなくなるっていうのは
結構な問題なんですよなぁ。
これはあくまで健保連の意見なのだし、該当患者からみたら「どちらかと言えば大反対」って結果になるに決まっているんだけども
つかまる個人的な意見としては「一理あり」って感じだなぁと思っています。
なンで?って言われるかもしれませんが理由をちょこっと書いてみましょう。
①金額的な話
市販にも医療用にもある薬ってことなので、ぶっちゃけアレグラのことかなぁと思っています。
アレグラが28日分でたとして3割だと1550いぇん(弊薬局)ジェネリックで1050いぇんでした。
ただし、これは処方箋が必要なわけで、医療機関に診察を受けて処方箋を書いてもらう必要があります。
医科の点数ってよくわからんですけど、初診でなくて診察してもらって処方箋でると700いぇんぐらいかかるかね?
先発で2250いぇん、ジェネリックで1750いぇんといったところ
市販のアレグラの14日分の定価が2000いぇんぐらいで28日で4000いぇんと確かに高くつく。
が、安いジェネリック探すとアレルビっていう同成分の薬があって、これだと28日で1000いぇんぐらいで売ってたりします。
ネット通販でしか見たことないけども、店頭販売だともうちょっと高くつくのかな?
と、うまいことやると市販の方が安く上がったりするのです。
また医療費ってのは自己負担分だけでなく組合が払う分ってのもあるので、アレグラ2250いぇんって書きましたが実際はトータルで7500いぇんかかっています。
ジェネリックでも5800いぇん。
これを見ると市販のアレグラを買った方がトータルの医療費的には安く上がるのです。
でも自分で払う金額が・・・っていう話になってしまうんでしょうけど、これはセルフメディケーション減税をうまいこと使えば何とかなるのかもしれません。
マーめんどくさいからあまりこういうのは流行らんかなぁ?
②時間的な話
つかまるが言いたいのはむしろこっち。
医者に行って診察まで待って、その処方せんをもって薬局にってそこでも待って薬をもらう。
この移動、時間的なコストってわたくしから見たらすごく高いと思うんですけどどうだろうか?
市販品で済ませるなら、この分のコストがなくなるのでアリじゃねーのと思ってます。
実際問題、ロキソニン、ガスターが市販化されて結構流れが変わったってのもありますし
ロキソニンテープとかクッソ高いんだけど普通に売れたりするので、値段がかかっても手軽に買えるっていうのは需要があります。
とまぁ、個人的には「花粉症は医者にかかって薬をもらう病気である」が社会通念にあるっていうのが問題なのでは?って思ったりも。
風邪で医者にかかる人いるんだけど、風邪で医者にかかるのは正直お勧めでできない。
市販の風邪薬の方が性能がいいし、時間的なコストが圧倒的にもったいないからね。
こんな感じで個人的には反対意見は出るだろうけどありっちゃありでしょと思ったりしてます。
ただし、じゃあどうしたらいい?っていう誘導がないとなかなか定着しないのではないと思いますね。
???「わたしは医療費かからないからそんなことされたら困るし、先発品がいい」
こういう人は少なからずいるからこういう人を説得するにはどうしたらいいのかね?
と言ったところで今回はここまで。
また来週もお願いします。
2019年8月18日日曜日
薬屋のお休みとは
先週は東京でいろいろやっていたためお休みいただきありがとうございました
お盆休みっていうのがないお店なのでお盆の時期ってのはむしろ忙しかったり。
他の薬局が休みでその分集中してむしろ忙しいというやつですね。
今回は休みとか時間外とかのお話をしてみようと思います。
薬局って年中無休とか24時間営業っていうところもありますが、コンビニとかと比べても保険点数的に優遇されてたりします。
営業時間っていうのはある程度薬局が決めてもよい状態なんですが、あんまり門前の病院に合わせた営業時間にすると
新規での開局が通らなかったりペナルティがついたりすることもあります。
たとえば内科のお医者さんの真ん前に薬局出すとする
内科が水曜、土曜の午後休診、日曜祝日も休みとしてそれに合わせて薬局も休みにするとお役所からおとがめがくることがあったりします。
経営する側としては処方箋こないときにあけるというのもナンセンスだし、薬剤師も休みがとれなくて労働条件がってはなしになってきます。
お医者さんは中休み認められているけど、薬局は認められてないっていうのもちょっと変な感じですね。
お医者さんが0900-1200 1500-1800とかいう場合だと薬局は0900-1900っていう感じになりますね。
昼めしとかどうすんだっていうことになるんですが、複数薬剤師がいれば交代で外に食べにいくことも可能ですが居なければ中で食べることになる。
呼ばれたら対応する感じになりますか。
カップヌードルを作っていて呼ばれて対応して戻ったら、名状しがたき物体が机の上にあったりっていうのたまにあります。
夜間休日加算というもの
夜とか休日とかに受け付けると患者から追加でお金を請求することができます。
これっていうのは営業時間とは別であくまで日時によるものです。
平日の1900以降、土曜日の1300以降、日祝の終日はいわゆる休日料金みたいなのがかかるよって感じで思ってもらえたら。
平日と日曜で値段が変わる所って結構ありますからね、マンガ喫茶とか温泉とかそういうところ。
日祝は基本的にカレンダーの赤い日なんですが
休日加算の対象となる休日とは、日曜日及び国民の祝日に関する法律(昭和23年法律第178号)第3条に規定する休日をいう。
なお、1月2日、3日、12月29日、30日及び31日は休日として取り扱う。
とあります。
これをみてわかるんですがお盆は該当しないのです。
医療機関に合わせて臨時休業をとる薬局もあるんでしょうけど、弊社はそういうことはないです。
10年ぐらい前にこの夜間休日加算っていう制度ができたんですが
・医療機関薬局が平日18時にしまったり、土日やってないっていうのが現状
・生活リズムが多様化しているので夜とか休みとかもあけてほしいと政府が
・とはいえタダでは絶対に動かんよね
・色つけるのでちょっとお願いしますよ
そんな感じで発生した加算なんですよな。
弊社は昔から休みとかない環境だったので単純にプラス。
色がついたから営業時間延ばしたっていうところもあるのかもしれません。
ちなみにこれの点数は薬局40点、医療機関が50点
薬局の場合処方箋の持ち込みの期間が処方箋発行から4日間なので、うまいことやればこの40点を回避することもできるし
日曜もやってるから大丈夫でしょってことで40点食らうこともあります。
3割で120いぇんなので気になる方はずらしてみてはどうでしょうか?
あ、でも期限内によろしくお願いしますね
ということで今回はここまで
また来週お願いします。
お盆休みっていうのがないお店なのでお盆の時期ってのはむしろ忙しかったり。
他の薬局が休みでその分集中してむしろ忙しいというやつですね。
今回は休みとか時間外とかのお話をしてみようと思います。
薬局って年中無休とか24時間営業っていうところもありますが、コンビニとかと比べても保険点数的に優遇されてたりします。
営業時間っていうのはある程度薬局が決めてもよい状態なんですが、あんまり門前の病院に合わせた営業時間にすると
新規での開局が通らなかったりペナルティがついたりすることもあります。
たとえば内科のお医者さんの真ん前に薬局出すとする
内科が水曜、土曜の午後休診、日曜祝日も休みとしてそれに合わせて薬局も休みにするとお役所からおとがめがくることがあったりします。
経営する側としては処方箋こないときにあけるというのもナンセンスだし、薬剤師も休みがとれなくて労働条件がってはなしになってきます。
お医者さんは中休み認められているけど、薬局は認められてないっていうのもちょっと変な感じですね。
お医者さんが0900-1200 1500-1800とかいう場合だと薬局は0900-1900っていう感じになりますね。
昼めしとかどうすんだっていうことになるんですが、複数薬剤師がいれば交代で外に食べにいくことも可能ですが居なければ中で食べることになる。
呼ばれたら対応する感じになりますか。
カップヌードルを作っていて呼ばれて対応して戻ったら、名状しがたき物体が机の上にあったりっていうのたまにあります。
夜間休日加算というもの
夜とか休日とかに受け付けると患者から追加でお金を請求することができます。
これっていうのは営業時間とは別であくまで日時によるものです。
平日の1900以降、土曜日の1300以降、日祝の終日はいわゆる休日料金みたいなのがかかるよって感じで思ってもらえたら。
平日と日曜で値段が変わる所って結構ありますからね、マンガ喫茶とか温泉とかそういうところ。
日祝は基本的にカレンダーの赤い日なんですが
休日加算の対象となる休日とは、日曜日及び国民の祝日に関する法律(昭和23年法律第178号)第3条に規定する休日をいう。
なお、1月2日、3日、12月29日、30日及び31日は休日として取り扱う。
とあります。
これをみてわかるんですがお盆は該当しないのです。
医療機関に合わせて臨時休業をとる薬局もあるんでしょうけど、弊社はそういうことはないです。
10年ぐらい前にこの夜間休日加算っていう制度ができたんですが
・医療機関薬局が平日18時にしまったり、土日やってないっていうのが現状
・生活リズムが多様化しているので夜とか休みとかもあけてほしいと政府が
・とはいえタダでは絶対に動かんよね
・色つけるのでちょっとお願いしますよ
そんな感じで発生した加算なんですよな。
弊社は昔から休みとかない環境だったので単純にプラス。
色がついたから営業時間延ばしたっていうところもあるのかもしれません。
ちなみにこれの点数は薬局40点、医療機関が50点
薬局の場合処方箋の持ち込みの期間が処方箋発行から4日間なので、うまいことやればこの40点を回避することもできるし
日曜もやってるから大丈夫でしょってことで40点食らうこともあります。
3割で120いぇんなので気になる方はずらしてみてはどうでしょうか?
あ、でも期限内によろしくお願いしますね
ということで今回はここまで
また来週お願いします。
2019年8月4日日曜日
エボラ出血熱の疑い?
今日は時事ネタ
厚生労働省から本日こんな情報が来ました
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_06025.html
エボラ出血熱の疑いの患者がでたというお話なんだけど、日曜であっても即座に第一報がでるあってあたりすごいなぁとおもいます。
エボラ出血熱っていうと一般の方でもちらっと聞いたことあると思いますがちょっと紹介。
厚労省のページより
○ どのような病気か
エボラ出血熱は、エボラウイルスによる感染症です。エボラウイルスに感染すると、2~21日(通常は7~10日)の潜伏期間の後、突然の発熱、頭痛、倦怠感、筋肉痛、咽頭痛等の症状を呈します。次いで、嘔吐、下痢、胸部痛、出血(吐血、下血)等の症状が現れます。
現在、エボラ出血熱に対するワクチンや治療薬の開発が進んでいます。
○ どうやって感染するか
エボラウイルスに感染し、症状が出ている患者の体液等(血液、分泌物、吐物・排泄物)や患者の体液等に汚染された物質(注射針など)に十分な防護なしに触れた際、ウイルスが傷口や粘膜から侵入することで感染します。一般的に、症状のない患者からは感染しません。空気感染もしません。
感染症なので何もないところでは発生せず、流行しているところに行ったりすると拾うことがある。
上のどうやって感染するかていうのにもあるけど接触感染によりおこり、空気感染はしない。
感染していても発症していなければ「一般的に」感染しないとあるんだけど、これはどうなんかね?
そうなのかもしれないけど、わざわざ書くということは混乱を避けるためのものなのかもしれませんね。
疑いって段階で情報出さなきゃいいかもしれんけど、それはそれで隠蔽だーとか言われるだろうし、このあたりの情報管理は難しいかも。
厚労省のHPにはあえて書いてないんだけどwikiでは致死率は50~90%とあります。
これは発生しているエリアの医療、衛生状態を加味した数値であり、日本みたいなきっちりした治療すればもうちょっと下がると思います。
多分30%程度の致命率ぐらいになるのではないかなぁと思っていたり。
感染症って原因があって起きるので、下手に移動させるとそれはそれで問題になったりしますからねぇ。
隔離ってのが原則であるので治療率が低くても現地でやらんとならんっていうのが心苦しい。
二次感染防ぐのは治療よりも優先される。そういうこともあるのでしょうからね。
もうちょっとエボラというか病原体について説明。
リスクグループとバイオセーフティレベルのおはなし。
リスクグループってのその病原体がどれぐらいやべぇかっていうレベル
リスクがほとんどないものがグループ1、インフルエンザクラスがグループ2
当然このエボラは一番やばいグループ4
バイオセーフティレベルっていうのはその病原体を扱うにあったてどれぐらいの設備が必要かというもの
これも4段階あって、エボラは当然の権利のごとくレベル4でないと取り扱えないというやつ。
とはいえレベル4っていうのはほとんどなくて日本だと実質国立感染症研究所村山庁舎だけで、この患者の検体はそこで調査中とのこと。
施設レベルが足りないと病原体が漏れ出すリスクがあるため、調べることができないっていうルールがあるのでこのああたり難しいと思いますね
過去の例で1987年(昭和62年)にシエラレオネ渡航者がラッサ熱に感染して日本に帰国し、帰国後に発病した事例がある。稼動中のBSL-4施設がなかったために、日本での確定診断・治癒確認が不可能で、検体をアメリカ合衆国に発送して確認を仰ぐ事態となった
ということがあった模様
あ、病原体の扱いと患者の扱いってのは違うからこの辺りは間違えないで下さいね。
これはあくまで実験室レベルの話で、こんなところに患者を入れるのは不可能だともいますし。
それぐらいやばい病原体ですよっていう話です。
治療法ってないの?っていう話なんだけど、あるにはあります。
アビガンっていう抗ウイルス薬が効くのではないのか?って言われております。
このアビガンはむかしぐぐたすの時にとり上げたんですがかなーり特殊な薬。
どれぐらい特殊かというと製造販売承認はでたが製造許可は出ておらず販売許可も出ていない。
どういうこと?という話なんですが
・既存の薬が無効な新型インフルエンザ用の薬として承認された
・マジやべぇ状況にならないと作ってはならないし売ってはならない
・催奇形性があるからあんまり使いたくはない。死ぬよりはましっていう状況でないと使ってはならない
そんな感じのくすり。
動物実験ではエボラに効果ありというデータあるんですが、人間に使った例は医療関係者が二次感染したときの3例のみっぽい。
一般的に使うにはむずかしいかも。
今回エボラだったとしてこの薬が使われるか・・・というとどうでしょうね?
日本の法律ではまだ使えないから特例措置でやるのかなぁ?
というところで今回はここまで。
また来週もお願いします。
1330追記
あまりに不安をあおる報道が多いので記事を書いたあとのわたくしのTwitterで書いたことをのっけときます
事実だけ書くと
・コンゴから帰ってきた人が熱がでて検疫でひっかかった
・診察した結果インフルのA型陽性
・患者と接触してないから大丈夫だろうけど、エボラのあり得る国なので念のために検査に出した。結果でるまでちょっとまって
こんな感じ。エボラ感染の恐れがあるっていうのはどうだろうかね? あたりまえなんだけど、現地で流行してるといっても感染患者は当然隔離されます。
隔離できずに全域で蔓延しているならば渡航制限がもっとやばいしメディアも騒いでるはず。
この条件でこの人がエボラである確率ってどれぐらいだと思いますか?
そういう話やぞ 確率として0.00001%ぐらいだとして
ほとんどありえんけどうっかりそうだった場合のリスクがやばすぎるのでそういうのを止めるためのシステムがあるというやつです。 ぱいぱーさんも言ってたけど
最初に診た医師が「あー、はいはいインフルね」で済まさなかったことがえらい。
渡航歴をきちんと確認してまずありえないだろうけど最悪の状況を意識してたちまわったのがえらい!
そう思います。
それをメディアが変な風に取り上げちゃうと・・・てのが問題
厚生労働省から本日こんな情報が来ました
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_06025.html
エボラ出血熱の疑いの患者がでたというお話なんだけど、日曜であっても即座に第一報がでるあってあたりすごいなぁとおもいます。
エボラ出血熱っていうと一般の方でもちらっと聞いたことあると思いますがちょっと紹介。
厚労省のページより
○ どのような病気か
エボラ出血熱は、エボラウイルスによる感染症です。エボラウイルスに感染すると、2~21日(通常は7~10日)の潜伏期間の後、突然の発熱、頭痛、倦怠感、筋肉痛、咽頭痛等の症状を呈します。次いで、嘔吐、下痢、胸部痛、出血(吐血、下血)等の症状が現れます。
現在、エボラ出血熱に対するワクチンや治療薬の開発が進んでいます。
○ どうやって感染するか
エボラウイルスに感染し、症状が出ている患者の体液等(血液、分泌物、吐物・排泄物)や患者の体液等に汚染された物質(注射針など)に十分な防護なしに触れた際、ウイルスが傷口や粘膜から侵入することで感染します。一般的に、症状のない患者からは感染しません。空気感染もしません。
感染症なので何もないところでは発生せず、流行しているところに行ったりすると拾うことがある。
上のどうやって感染するかていうのにもあるけど接触感染によりおこり、空気感染はしない。
感染していても発症していなければ「一般的に」感染しないとあるんだけど、これはどうなんかね?
そうなのかもしれないけど、わざわざ書くということは混乱を避けるためのものなのかもしれませんね。
疑いって段階で情報出さなきゃいいかもしれんけど、それはそれで隠蔽だーとか言われるだろうし、このあたりの情報管理は難しいかも。
厚労省のHPにはあえて書いてないんだけどwikiでは致死率は50~90%とあります。
これは発生しているエリアの医療、衛生状態を加味した数値であり、日本みたいなきっちりした治療すればもうちょっと下がると思います。
多分30%程度の致命率ぐらいになるのではないかなぁと思っていたり。
感染症って原因があって起きるので、下手に移動させるとそれはそれで問題になったりしますからねぇ。
隔離ってのが原則であるので治療率が低くても現地でやらんとならんっていうのが心苦しい。
二次感染防ぐのは治療よりも優先される。そういうこともあるのでしょうからね。
もうちょっとエボラというか病原体について説明。
リスクグループとバイオセーフティレベルのおはなし。
リスクグループってのその病原体がどれぐらいやべぇかっていうレベル
リスクがほとんどないものがグループ1、インフルエンザクラスがグループ2
当然このエボラは一番やばいグループ4
バイオセーフティレベルっていうのはその病原体を扱うにあったてどれぐらいの設備が必要かというもの
これも4段階あって、エボラは当然の権利のごとくレベル4でないと取り扱えないというやつ。
とはいえレベル4っていうのはほとんどなくて日本だと実質国立感染症研究所村山庁舎だけで、この患者の検体はそこで調査中とのこと。
施設レベルが足りないと病原体が漏れ出すリスクがあるため、調べることができないっていうルールがあるのでこのああたり難しいと思いますね
過去の例で1987年(昭和62年)にシエラレオネ渡航者がラッサ熱に感染して日本に帰国し、帰国後に発病した事例がある。稼動中のBSL-4施設がなかったために、日本での確定診断・治癒確認が不可能で、検体をアメリカ合衆国に発送して確認を仰ぐ事態となった
ということがあった模様
あ、病原体の扱いと患者の扱いってのは違うからこの辺りは間違えないで下さいね。
これはあくまで実験室レベルの話で、こんなところに患者を入れるのは不可能だともいますし。
それぐらいやばい病原体ですよっていう話です。
治療法ってないの?っていう話なんだけど、あるにはあります。
アビガンっていう抗ウイルス薬が効くのではないのか?って言われております。
このアビガンはむかしぐぐたすの時にとり上げたんですがかなーり特殊な薬。
どれぐらい特殊かというと製造販売承認はでたが製造許可は出ておらず販売許可も出ていない。
どういうこと?という話なんですが
・既存の薬が無効な新型インフルエンザ用の薬として承認された
・マジやべぇ状況にならないと作ってはならないし売ってはならない
・催奇形性があるからあんまり使いたくはない。死ぬよりはましっていう状況でないと使ってはならない
そんな感じのくすり。
動物実験ではエボラに効果ありというデータあるんですが、人間に使った例は医療関係者が二次感染したときの3例のみっぽい。
一般的に使うにはむずかしいかも。
今回エボラだったとしてこの薬が使われるか・・・というとどうでしょうね?
日本の法律ではまだ使えないから特例措置でやるのかなぁ?
というところで今回はここまで。
また来週もお願いします。
1330追記
あまりに不安をあおる報道が多いので記事を書いたあとのわたくしのTwitterで書いたことをのっけときます
事実だけ書くと
・コンゴから帰ってきた人が熱がでて検疫でひっかかった
・診察した結果インフルのA型陽性
・患者と接触してないから大丈夫だろうけど、エボラのあり得る国なので念のために検査に出した。結果でるまでちょっとまって
こんな感じ。エボラ感染の恐れがあるっていうのはどうだろうかね? あたりまえなんだけど、現地で流行してるといっても感染患者は当然隔離されます。
隔離できずに全域で蔓延しているならば渡航制限がもっとやばいしメディアも騒いでるはず。
この条件でこの人がエボラである確率ってどれぐらいだと思いますか?
そういう話やぞ 確率として0.00001%ぐらいだとして
ほとんどありえんけどうっかりそうだった場合のリスクがやばすぎるのでそういうのを止めるためのシステムがあるというやつです。 ぱいぱーさんも言ってたけど
最初に診た医師が「あー、はいはいインフルね」で済まさなかったことがえらい。
渡航歴をきちんと確認してまずありえないだろうけど最悪の状況を意識してたちまわったのがえらい!
そう思います。
それをメディアが変な風に取り上げちゃうと・・・てのが問題
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