弊社は8月決算で、それに伴って棚卸があったりするんですが
その仕事が終わらないので軽めの更新で。
今年は10月に消費税改定があるため、薬価が変わります。
消費税の2パーセント分オンされるような改定でいいじゃんと思うんですが、医療費っていうのは減らしたいっていう傾向にあるので
チャンス!って感じで薬価が下がったりします。
まぁ上がるものもあるんだけど、トータルでみると下がる方が多いので会社からは在庫を減らせという話が来ています。
例えば1000万円在庫があって、その薬価が10%下がれば100万円の資産価値が減ることになる。
故に薬価改定のある9月末の在庫は減らしましょうということになります。
これを利用するとちょっと悪さすることもできなくもない。
9/30に処方箋を受け付けたとする。でも在庫が無くて当日お渡しできないことっていうのはあり得る話。
薬価改定後の薬は10/1に仕入れて置けば仕入れ値も安くなるだけど、保険請求は月締めで行うため
仕入れた金額は安いけど高い値段で請求かけることが可能だったりします。
意図的にやるところはないと思うんですが、上記の通り薬局ってのは9月末の在庫は減らしたいので在庫不足ってのはあり得るかもしれません。
また、処方箋の期限は4日間あるので9/30の処方箋を当日出すのと、1日あけてから出すとでは金額は変わってくることもあります。
これに関しては一般の商品も同じことだと思うんだけどもね。増税前に買っとけって感じだけど、薬に関しては逆の方がいいこともあります。
もっとも今回の改定はトータルではマイナスですが、消費税の分だけ加味した改定(2%弱プラス)っていうのも結構あるので
「10月の方が高いじゃないか!」って言われても責任は取れませんのであしからず。
そんな話もあるってぐらいで見ておいてもらえたら幸い。
今週はここまで。また来週もお願いします。
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