2019年9月23日月曜日

痛み止めの強さとか

MD高岡とかお疲れさまでした。
富山って海も山もあって個人的には好きなところ。飯もうまいし。
今日は痛み止めについてちょっと書いてみようと思います。
痛み止めの薬というとどういう薬が思い浮かぶでしょう?
おそらく一番有名なのはロキソニンなんでしょうが、種類っていうのは結構いっぱいあったりします。
市販薬の痛み止めっていうとどうだろう?
イブとかナロンエースとか。もちろんロキソニンSとかもあるとは思いますが、これについて強さを比べるっては結構難しかったりします。
例えばナロンエースとロキソニンSを比べるとどっちが強いか?っていうと一概に言えないのです
ナロンエースのレシピ
イブプロフェン144mg
エテンザミド84mg
ブロモバレリル尿素200mg
無水カフェイン50mg
ロキソニンSのレシピ
ロキソプロフェンナトリウム60mg
イブプロフェンとロキソプロフェンだとロキソプロフェンの方が強い成分なんだけどもナロンエースはほかの成分も入っているので
ロキソニンSの方が強いとは言えないのです。
エージェントにだけわかるように説明すると
ロキソニンSのMod構成はイージス1枚
ナロンエースの構成はレアシールド、レアシールド、ファースアンプ、リンクアンプ
おおざっぱに書くとこんな感じかなぁと。
XM所持が少ない相手だとナロンエースの方が良い場合もあったりします。
ちなみにロキソニンSプラスのMod構成はイージス、ヒートシンクって感じ。防御力自体は変わらんです。
ロキソニンSプレミアムだとイージス、ヒートシンク、フォースアンプこんな感じ。
ここまで来るとナロンエースよりは強いって言えるのかもしれません。
イブ(糖衣錠)はレアシールドのみ、イブAがレアシールド、フォースアンプって感じかね?
売り分けとかあったりするけど、この辺りは登録販売者さんや薬剤師捕まえて聞いてみましょう。

医療用の方は基本単品の成分が多く、一長一短だったりします。
よく出るところをちょっと説明。
カロナール(アセトアミノフェン)
効きはそれほどではないが副作用が少なく、子供やお年寄りに使いやすい。
安全性が高いから高容量使うこともある(1日4000mgまで)
ボルタレン、ロルカム
系統はちょっと違うけども、ロキソニンより痛み止めとしては強いけど副作用も強いって感じか?
どうしても痛い時とかに使う。歯の痛みとか。そんなに使用頻度は高くない。
ハイペン、オステラック(エトドラク)
難しい話をするとCOX-2を選択して阻害する薬。簡単に言うと副作用が少な目の痛み止め。
とはいえ、一緒に胃薬も添えられることも多いんだけども。
痛み止めの強さとしてはそこそこなんだけど、副作用が少ないので整形領域での慢性的な痛みに対して使うことが多い。
ロキソニンやボルタレンなんかは長期間飲むには向いていません
セレコックス
エトドラク改って感じの薬。慢性的な痛みに対して一番使われているんじゃないかなぁ?
まだジェネリックが出ていないのでお値段は他と比べると高くつくかも?
リリカ
これを痛み止めというとちょっと語弊があるかもなんですが
神経の伝達をちょっと抑えることによって痛みをとめる。
神経痛とか帯状疱疹の痛みとかで使うことが多いんだけど、その性質上他の神経の伝達も抑えるので
眠気ふらつき等の副作用に注意。使っていくとなれることもあるんだけどもね。
結構お高い。
トラマール、ワントラム、トラムセット
これまた神経の伝達系をいじる薬。トラマドールっていう成分が主成分でトラムセットはアセトアミノフェンとのセット商品。
麻薬を除くと最強クラスの痛み止めなんだけど、他の神経をいじる手前便秘とか吐気とかの症状も出てくる。
なのでノバミンとかの副作用止めも一緒に出てくることも多い。
専門医でないとあんまり使いたがらない感じですかね?
ノイロトロピン
ウサギにとあるウイルスを感染させて出てきた液を精製するとできるよくわからん薬。
なぜ効くのか?とか、どういう物質が効果があるのか?そういうのが分かっていない不思議な薬です。
有効成分特定するコストが高いし、効果があるんだからまあいいじゃん?ってかんじなのかね?
飲み薬だとだいたいこんなところかね?
トリプタノールとかサインバルタも疼痛で使う事もあるけども元々はほかの薬なのでここでは語らないことに。

麻薬についてはニーズがあればやりますかね?
今回はここまで。
また来週よろしくお願いします

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