インフルかなぁ?と思って医者にかかったけど結局陰性だったつかまるです。
喉がやたら痛くて、痰に血が混ざったり、咳がでたりって高熱があったりとかでしたけど、咽頭炎+風邪が過労でひどくなったって感じなのかもしれませんね。
週末温泉に入ってだらだらするってのを繰り返して体調を治していました。
インフルでないと、体調崩したタイミングで食らいかねないので気を付けたいところです。
今週は先週にちょっと近いかもだけどエビデンスのはなしを
エビデンスって書くとわかりづらい人もいるのと思うので書き直すと、根拠とかそういう意味だと思ってくだされ。
なんでこれがくすりのはなしに絡んでくるかと言いますと。
病気を診断して治療方針を立てるにあたって、その方針に根拠がなかったら意味ないでしょ?という話なのです。
先週書いた風邪引いたら抗生物質ってのも根拠っていう点ではすごく薄いのです。
最近では根拠がないのに薬を出すっていうのはかなり減ってきました。
特に若い医師はエビデンス重視した処方が多いのではないかなぁ?と思います。
逆に開業医のおじいちゃんとかは「素人は黙っとれ」的な処方があったりします。
長いことやってる開業医からしたら、自信の経験を元に処方することもあるとは思います。
学術的に見てそれが正しいかというのはまぁ置いておくとしても、根拠がないとなかなか医師は動いてくれません。
詳しくはWikipediaで根拠に基づく医療って項目みてみるとよいかも。
で、ここでインフルのお話に繋いでみる。
ちょっと前にインフルの薬一覧&特徴の記事を書きました。
それによるとゾフルーザが頭ひとつ抜けてるんだけども、未だにイナビルやタミフルが出たりするのです。
特に小児だと頻度が高かったりするのです。
なんで?って話になるかもしれませんが上記の話を考えてみると合点が行きませんかね?
カタログスペックは確かにすごそうなんだけど、実際使ったことないからそのあたりよーわからん。
その点タミフルとかイナビルなら何年も使ってる薬だから、その点勝手がよーわかっとるから使いやすいってのがあります。
子供とかだとデータがさらに少ないので、使うのはけっこう勇気要ります。
データ少ないけど多分大丈夫だから、とか言ってもなかなかOKでないでしょうし。
なので初年度はおっかなびっくりで出すことになると思うので、ほかの薬もそれなりに出るんじゃないかな?と思います。
エビデンス重視派だと、逆にゾフルーザ出してよ、って患者が言ってきたらある意味チャンスなのかも。
「自分としてはエビデンスの高いイナビル推しなんですが、患者さんが言うならしかたないなー(棒)」
って感じでデータ取れますからねぇ。
とはいえ、これだけ流行してると医師としても十分なデータが確保できたのではないかなぁ?と思ったりも。
今まで使わなかったけど、回り見てたら大丈夫っぽいのでうちでも使うかってところも出てくるんじゃないかな?と思います。
実際見てて子供はタミフル(そのジェネリック)がまだ根強い感じ。
子供に出るのは来年からかなぁ?ってところですかねぇ。
といったところで今回はここまで。
また来週もよろしくお願いします。
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