ドラッグのニュースがあちこちで出てますね。
国母の大麻、田代の覚せい剤、沢尻のMDMAなどなど。
今回は覚せい剤と医薬品のお話をしてみましょうか。
覚せい剤と麻薬って一般のひとから見たら似たようなものに見えるかもしれませんが、実際は真逆なことが多いです。
覚せい剤アッパー系、麻薬はダウナー系っていえばわかる人にはわかるんでしょうけど。
アルコールはどうなのだ?いう話もあるんだけど、基本ダウナー系。でも暴れるひともいるじゃないかってはなしもありますよね。
これはブレーキが抑制されると見かけ上アクセル踏んだ状態と同じ状態にはなっていることもあるのです。
なのでダウナー系の薬剤でもアッパー系に見えることもあるという話なのですね。
覚せい剤の説明
一般的にアンフェタミン、メタンフェタミンの2種類を指します。主に静脈注射によって摂取され、一時的に気分が高揚し、自信が増し、疲労感が取れたように感じますが、
効果が切れると激しい疲労感、憂鬱感に襲われます。繰り返し使用するうちに、中枢神経に異常をきたし、幻覚や妄想におびやかされます。
また頬がこけ、歯が抜け落ちるなど、身体的影響も大きく、大量に摂取すると死に至る場合もあります。最近では、吸入型の乱用もみられますが、危険性は静脈注射と大差がありません。
まぁなんだ。エネルギーを強制的に注入しているようなもんだからそうなるわね。
トップギアで走っていたのにそれがいきなりローに戻したら体もおかしくなる。
使っていれば気持ちいわけで、切れるとまた使いたくなる。そういう依存性があるのですよね。
なのでこんなものは使わないに越したことないんですが、最初の一回踏み外してしまうとわりと立ち直れないっていう状態になります。
田代さんなんてその超反面教師だと思うのですよね。逮捕されて、やめると言って、再度やって逮捕されてっていうのを20年やってます。
それぐらいかかっても脱却できないっていうのが覚せい剤というものなのです。
これだけ体に対して作用するものなんだから医薬品として使えないものか?っていうのはあると思います。
一応、ヒロポンって薬価収載あります。
注射だと1本623いぇん。
効能は
下記疾病・症状の改善
ナルコレプシー、各種の昏睡、嗜眠、もうろう状態、インシュリンショック、うつ病・うつ状態、統合失調症の遅鈍症
手術中・手術後の虚脱状態からの回復促進及び麻酔からの覚せい促進
麻酔剤、睡眠剤の急性中毒の改善
・・・なんだけど、実際には使われることは無いです。
覚醒剤施用機関の届け出を行った上で使うことによるリスク、他の薬でなんとかならんか考慮ってなるとなかなか難しいと思います。
いや、わたしを含めて一般的な医療ルートでそういう情報が上がってこないだけでこっそり使ってるのかもしれんけど
一般ルートだと「あるけど使えるところはない」っていうイメージです。
ただし、覚せい剤原料っていうカテゴリーの医薬品は存在してます。
そのものズバリではないけどちょこっといじくると覚醒剤になってしまうので結構在庫管理や受け渡しが面倒だったりします。
麻薬よりちょっと劣るっていう程度の管理を要求されます。いちいち書面を交換して商品の受け渡しをやったりします。
エフピーていうパーキンソン病の薬なんですが、これしか作っていない専用の会社があったりします。
まぁもともとは大きな会社でその部署が独立したって感じなんでしょうけどもね。
身体がうまい事動かないのを外から薬入れて動くようにするって感じの薬。
最近はほかの系統の薬がでてきてますけど、根本的なところに働くためいまだに使われている薬だったりします。
完全上位互換の薬って難しいからこれもしばらく使われる薬なんじゃないかなぁ?
とりあえずドラッグはダメ、ゼッタイ!。
興味本位で手を出すと取り返しのつかない事になりますからね。
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