2019年12月15日日曜日

割増料金

医療機関での割増料金。
今年もあと半月になりました。年末年始ってあんまり関係ない仕事ではないんですが

さて、皆様は病院や薬局はいつかかっても値段が同じというわけではないというのはご存知でしょうか?
実際は夜間休日加算と時間外加算というものがあってそれが付くと高くなります。
今回はこれについて書いていきましょう。

まずは時間外加算
これは営業時間外に行くとかかる加算。
いわゆる手数料的な部分の点数が二倍になるというものになります。
ただ、これは「薬局が閉めている状態から開けた場合」にかかるものであって、患者が多くて通常の営業時間を超えてしまった場合には
適応されません。
この業界のブラックなところなんですけど、営業時間が2000までとして2010に最後の患者の投薬目途がついて閉店しようとしたとする。
投薬終わったあと、さあ閉店するぞっていうタイミングで「まだいいですか?」って感じで入ってこられると時間外扱いにはならない。
もちろん、「営業終わったから今日は無理です」みたいなことは言えるんだけど、「応需義務が」みたいな面倒なこと言ってくる相手だと
間違いなく状況がこじれるのでそのままやったほうが早く終わることもあります。
ま、時間外加算っていうのはあんまり発生することはないです。タブンネ。
上に書いたけど手数料的な部分が二倍なので内容によって差額が違うよということです。

もう一つの夜間休日加算
こっちが結構理解が浸透していないのかなぁ?と思っています。
薬局の場合、平日1900以降、土曜1300以降、日祝は終日40点(3割だと120円)の加算が付きます。
これについては営業時間とかは関係なく、営業時間中であっても付きます。
ほかの業界でいうと、ファミレスとかで2200過ぎると10%増えるとか、温泉とかに日曜行くと100円高くなるとかそういうやつですね。
国が決めた公式ルールなので掲示する必要はないんですが、「そんなん知らんわ!掲示しとけ!」ってブチギレる人が何人もいたため弊社は貼っています。
これは時間外と違うのは定額っていうことね。
夜間休日加算ってのは比較的新しい制度です。
できた理由ってのがちゃんとあってですね。
医院は1700には午後診やらんし、薬局も1800には閉まってしまう
→働き方とかがいろいろ変わってきた結果、上記時間に閉まってしまうと困る人が出てきている
→それではこまるからもうちょっと営業時間延ばしてほしいなぁ
→報酬をつけるから営業時間のびないだろうか?
そんな感じで発生したものです。
色付けないと働いてくれないからね。
説明すればりかいできるかもだけど、知らないとなんでだ?って感じになるよねぇ。
ということで、今回はここまでまた来年よろしくお願いします。

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