2021年11月30日火曜日

オミクロン株ってどうなの?

変異と耐性 賽銭箱があってそれがマイナスのねじで止めてあるタイプであって、このねじが外されて賽銭泥棒されたとしよう。 当然そういう事があると困るので対策立てるわけで、ねじを*型の特殊な形にして専用工具がないと開かないようにする。 こういうようなのが変異と耐性っていうものだったりします ウイルス、細菌とそれの対策っていうのも似たようなものでして、生き残れる形に形を変えるのです。 人間とかの生物よりは構造が簡単である為、こういう事が起こりやすいのです。 正確にはいろんな形に変異するんだけど、生き残った形が悪目立ちするようになるという感じ。 いまあるものが対策されて淘汰されそうになって、それに対していろんな変異体ができたあとに生き残れるやつが残って 流行するというかんじですかね。 コロナで言うところのデルタ株なんかがそんな感じで、従来株に対して集団免疫が出来た時にうまいことすり抜けるように 変異した結果、大流行が発生したというのが今年の初夏あたりのはなし。 ワクチンやら集団免疫などで少なくとも日本では感染状況が落ち着いてきているわけですが、ウイルス側も死活問題なので 生き残る為に変異するよねということです。 そこでオミクロン株について。 やばいやばいって言っていますが、正直なところ良く分かっていないです。 従来株と比べてあちこち変わっているというのは事実なんですが、それがワクチン耐性に影響するか、感染力拡大に影響するか 病原性が従来より強いかとかはまだデータが足りないという状態。 少なくとも日本では発生していないですしね。 日本は11/30から外国人の入国を停止するという措置を年内いっぱい行うという事になりました。 例外もあって (1)日本人の帰国者 (2)在留資格を有する再入国者 (3)商用目的又は就労目的の短期間の滞在(3月以下)の新規入国者 (4)緩和が必要な事情があると業所管省庁に認められた長期間の滞在の新規入国者 ・・・案外ガバくないですか? もちろん2週間の拘束とかいう制限はつくとは思うんですが3番目なんて結構入り放題だと思います。 まぁ、観光は完全にNGっぽいからかなり人員は減るのは間違いないのですが ちなみに発生している所とは アンゴラ、イスラエル、イタリア、英国、エスワティニ、オーストリア、オランダ、カナダ(オンタリオ州)、豪州、ザンビア、ジ ンバブエ、ドイツ、チェコ、デンマーク、香港、ナミビア、フランス、ベルギー、ボツワナ、マラウ イ、南アフリカ共和国、モザンビ ーク、レソト ヨーロッパって陸続きだから軒並み発生しているのね。 ナミビアから来た人がコロナ陽性で結構ニュースで騒がれていましたが、これについては従来株だったようでオミクロン株では なかったみたいですね。 とまぁ、結構大げさな対応に見えるのですが、感染症の対策の基本として隔離というのがありまして。 感染症と言うのはルートがあるわけで、ルートがないのにいきなり発生するって言う事はありえないのです。 日本は幸か不幸か島国なので陸路では出入国出来ません。 なのでこういう水際での対策っていうのが効果的な国なのです。 専門家の話だと この変異株はこれまでのウイルスの株よりも感染力が強く、ワクチン接種、および自然感染両方に対する身体の免疫反応を回避する能力が高い可能性がある これをどうとらえるかという話ではあるんですが 『これまでのウイルスの株よりも感染力が強く、ワクチン接種、および自然感染両方に対する身体の免疫反応を回避する能力が高い』 とは言ってないですよね。データが足りなくて『かもしれない』っていうはなし。結構メディアはやべぇという話をしてるように見えますが。 完全中立な意見で物申すならば 『オミクロン株がヤバいかどうかはよーわからんが、入れてしまってからクッソヤバいと分かったら目が当てられないのでとりあえず止めとく』 こんなところでしょうか。 見えているんだったらとりあえず最善手はうちましょう。そういうところです。

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