2019年2月1日金曜日
どくいり きけん たべたら 死ぬで
・・・ナウなヤングには何のことだかわからんだろうけどここの読者はたいてい自分と同世代だろうから何のことだかわかるでしょうよ。
先週ニュースでありましたが、都内の14社は製薬会社11社、食品会社1社、朝日新聞東京本社、毎日新聞東京本社に青酸カリと脅迫状が送られました。
今のところ薬に混入されたということはないのですがお役所から通達が来ました。
詳しくは写真参照なんですがざっとまとめると。
・納品された商品に異常がないか確認せよ
・怪しい人が薬品庫に入ったりしないように注意せよ
・怪しい品物見つけたら警察に通報せよ
こんな感じなのですが、こういうのは前例があんまりないです。
去年肝炎の薬で偽物がでて流通について注意せよってのがあったんですが、これは薬がクッソ高いから偽物にすり替えて大儲けって感じのもので
今回のやつとはちょっと違うんですよね。
肝炎の時のやつはいわゆる現金問屋で薬に箱ついてないけど安くしとくからいいよね?って感じで付け入る隙がありました。
いやがらせが目的だと別のところが危なかったりします。
薬局に忍び込んで大量に出る薬のうち1シートだけ差し替えるとかされると監査を抜けて患者に届く可能性はありますね。
薬が盗まれればその時点で通報だけど、1シート差し替えとかだと正直判らんこともあります。
例えば84錠単位でよく出ている薬とか、あらかじめそのように束ねて用意しているところもあります。
その真ん中らへんのシートをこっそり差し替えたら多分そのまま出してしまうんじゃないかなぁ?
患者は直接見る機会があるんでしょうが、正直なところ大体似ていればうっかり飲んでしまうこともあるでしょう。
実際調剤過誤で誤った薬を渡してしまって患者が気づかず1月丸々飲んでしまったということもあります。
青酸カリの場合一回間違って飲んだら死んでしまうのでそりゃ結構うるさいこと言うよなぁという話ですよね。
なので、我々も気を付けるので皆様も国からこういう通達が出ているのを知っていれば防げることもあるのかもしれませんよってお話でした。
ひとまず今回はここまで。
今週はもう一つ更新するかもしれません。
よろしくおねがいします。
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