今週は消費税のお話。
医療費っていうのは非課税ではあるんですが、消費税が増税されれば薬の仕入れコストも増税分高くなります。
また、その分物価が上がるため、いわゆる自営業の薬局は原価はあがるし、それ以外の出費も上がるけど非課税だから
収入はそのまま・・・ってことになんですが、このあたりも考えられておりまして、消費税が増税されると薬価と医療報酬が見直しになります。
薬価改定は特に無ければ2年ごと、4月に行われます。
その時に医療報酬改定があったりして、基本料が変わったり加算がついたり減ったりということが起きます。
普通にいくと平成32年(便宜上こう書きます)のときに薬価改定と医療報酬改定があるんですが、今回は平成31年の10月にそれが行われます。
ただし、医療制度の改定はここでは行われず薬価と医療報酬の点数の微調整が発生します。
なので9月と10月では同じ薬がでても金額が変わってくるということがあります。
薬価改定ってのは基本的マイナスなんでけども、今回は消費税が2パーセント上がるためその分を加味しての改定なので
中には高くなるものもあるかもしれません。こればっかりは蓋をあけてみないと分かりませんね。
普通の商品であれば消費税上がる前にいっぱい買おうという話もあるんですが、取引価格が薬価の〇〇%×消費税っていうかんじでやっていると
改定で大幅にさがるのであれば在庫ぎりぎりまで抑えて薬価改定が終わったら仕入れるという形になるかもしれません。
そうなると9月の終わりのあたり在庫がないですということになってしまうかもしれません。
もしなるとしたらそういう事情だと思われますので許してください・・・って許してくれんよなぁ。
というところで今回はここまで。
はやいところ棚卸の準備を終わらせてこよう。
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